スマホアプリで必要な人々に食糧を届ける、21世紀型ファンドレイジングとは?

スマホアプリ「ShareTheMeal」のスクリーンショット

世界食糧計画(WFP)によると、世界人口の9分の1にあたる、約7億9500万人が栄養不良の状態。

また、6600万人もの学童が空腹なままで通学しているとみられている。いわずもがな、飢餓は世界全体で取り組むべき、重要な社会的課題のひとつだ。

・飢餓問題を解決するためのスマホアプリがリリース

WFPでは、世界的な飢餓の解決に向けて、2015年11月12日、スマートフォンアプリ「ShareTheMeal(シェア・ザ・ミール)」をリリースした。

このアプリは、スマートフォンにダウンロードし簡単なユーザー登録を完了したら、数回のタップで飢餓に苦しむ子どもたちのための食費を寄付できる仕組み。

およそ50セントで、子ども1人の1日分の食費をまかなえ、3ドルなら1週間、12ドルなら1ヶ月分の食費に充てることができるという。

2015年夏に実施されたShareTheMealの試行プロジェクトでは、アフリカ南部のレソト王国の学童に向けて、180万食分の食事を寄付。

現在は、ヨルダンの難民キャンプで暮らす2万人の子どもたちに向けて、学校給食1年分を提供しようと、寄付キャンペーンを展開している。

・アプリを通じて、いつでもどこでもソーシャルアクション

ShareTheMealは、いつでも、どこからでも、気軽に参加できるよう、可能な限り、煩わしさを軽減し、シンプルに操作できるよう、工夫されている点が秀逸。

iOS対応板とAndroid対応板で展開されているので、ぜひ、あなたも、このソーシャルアクションに参加してみてはいかが?

ShareTheMeal

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