ベースの日を祝う!ファンクの伝道師、ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーションのビルボードライブ公演初日を最速レポート

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ベースの日を祝う!ファンクの伝道師、ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーションのビルボードライブ公演初日を最速レポート

11月11日はベースの日。絶好のタイミングとなった“スラップ奏法”の開祖、ラリー・グラハムの来日公演が、11月10日ビルボードライブ東京で初日を迎えた。

 ファンク、ロックをはじめ、現在シーンを賑わせているEDMやネオ・シティ・ポップまで、あらゆる音楽がラリーの生み出した“スラップ奏法”に影響を受けている。スライ&ザ・ファミリー・ストーン、そしてグラハム・セントラル・ステーションで名を馳せた彼は、コーラスのデレーナ・グラハムに呼び込まれると、トレードマークの真っ白い衣装とベースで登場。ファンから大きな歓声と拍手で迎えられた。

 1年半ぶりのビルボードライブで「早く戻ってきたかったよ!」と喜びを言葉にすると、往年のナンバーから最近のアルバムまで、幅広く選曲されたナンバーを次々と披露。粘りのあるベースラインが一切の衰えも見せず轟音の様に会場に響きわたり、熱を帯びていく。ラリーとともにバンドメンバーらがステージ上で楽しそうに踊りだすなど、エンターテイメント性の溢れたパフォーマンスに、観客も大きく手拍子で応えた。デレーナと二人で聴かせるパワフルなハーモニーも会場をおおいに沸かせた。

 中盤に差し掛かると、アコースティックな演奏を披露し、シンガーとしてのラリーを堪能できる一幕も。終盤はスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「DANCE TO THE MUSIC」からアンコールまで観客は総立ちで、会場の盛り上がりは最高潮を見せた。

 ファンキーでタイトに繰り出すラリーの演奏が観客の心を鷲掴みにするのは、決してテクニックだけではなく、全身全霊で「ファンク」を表現しているからだ。聴けば思わず踊りだしたくなるラリーの音楽は、この先も多くの人の憧れであり、影響を与え続けていくだろう。

 そして、2014年12月に、11月11日が「ベースの日」として正式に登録され満を持して迎えた2015年。これ以上ないタイミングで行われるラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーション公演は11月12日までビルボードライブ東京で、14日にビルボードライブ大阪にて行われる。「音楽のボトムを支える“ベース”を愛する人たちと、音楽の楽しさを分かち合う日にしていく。」という「ベースの日」の目的を120%果たしてくれるに違いない。

◎公演情報
【ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーション】

ビルボードライブ東京
2015年11月10日(火)~12日(木)
1stステージ 開場17:30 開演19:00
2ndステージ 開場20:45 開演21:30
公演詳細>

ビルボードライブ大阪
2015年11月14日(土)
1stステージ 開場15:30 開演16:30
2ndステージ 開場18:30 開演19:30
公演詳細>

◎ベースの日公式ホームページ
http://bass1111.com/

Text:神人未稀

Photo:jun2

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