さらば、ぼっち飯!社内の人脈が広がる「ソーシャルランチアプリ」とは?

オフィスのランチタイムの風景

従業員数の多い会社に勤めていても、オフィスで身近に接するメンバーは、意外と限られているもの。

ランチタイムは、決まったメンバーでテーブルを囲むか、デスクでパソコンのモニターに向かいながら“ひとり飯”といった風景が、実は一般的だ。

・企業向けソーシャルランチアプリが誕生

企業向けスマホアプリ「NeverEatAlone(ネバー・イート・アローン)」をリリースした起業家のMarie Schneegansさんも、このような経験を持つひとり。

欧州の大手金融機関UBSでインターンとして勤務していた彼女は、社内の他部署の人々とつながる機会が乏しいことを実感。ランチタイムを社内のネットワーキングに活用するためのスマホアプリとして、NeverEatAloneを開発した。

NeverEatAloneのスクリーンショット

ユーザー企業の従業員は、このアプリを使って共通の趣味や所属部署、職種などから“ランチ友達”を探し、コンタクトできる仕組み。

社内の人脈づくりのみならず、インフォーマルな場での情報やナレッジの共有、若手社員へのコーチングやメンタリングの機会としても、役立っている。

・フランスの大手企業がこぞって導入

利用料は、1従業員あたり月額5ユーロ(約650円)

エネルギー会社「Engie(エンジー)」や建設会社「Vinci(バンシ)」ら、フランスの大手企業がすでにユーザー企業として名を連ね、今後は米国企業にも展開していく方針だという。

・充実したランチタイムが従業員満足度の向上にも寄与!?

食に対する強いこだわりを持ち、他人と一緒に食事をとることを大切にするフランスならではの視点から生まれたNeverEatAlone。

従業員の毎日のランチタイムがより充実すれば、職場環境への満足度も向上し、勤務先企業へのロイヤルティを高めることにもつながりそうだ。

NeverEatAlone

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Techable

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