五輪メダリスト篠原信一より柔道着のプレゼントも! 『グレッグのダメ日記』10巻発売・著者来日記念イベントレポート
株式会社ポプラ社は、全米No.1の売上を誇る『グレッグのダメ日記』の10巻発売と著者ジェフ・キニー氏来日を記念して、11月3日(火)に東京都内で報道関係者向けのPRイベントを行ったので取材した。
最初にゲストの篠原信一さんとLiLiCoさんが登場してトークセッション。
篠原信一さんは長女がとても気に入っており、篠原さん自身も「小学生くらいにこの本に出会っていたら楽しい日記が書けたと思う」と自身もファンであることを明かした。
LiLiCoさんは「色々な国で見ることがありますが、私は映画で知りました。この本は子供だけではなく、どんな世代にも楽しめる本ですね」と紹介した。
また、著者の登場前に売り上げ部数が屈指であると知らされた二人は、「稼いでいるんでしょうね。もう、ダイヤモンドとかつけて出てくるんではないでしょうかね。どんな方なんでしょう」と、興味津々。
迎えられた著者のジェフ・キニーさんを見た二人は「あれ、意外に普通でしたね。ダイヤモンドつけてないですよ」と会場を笑わせた。
ジェフさんは「期待に反してすいません」と恐縮しながら、グレッグには自身の体験も多く盛り込まれていることを語った。
オリンピックメダリストの篠原さんと握手をする機会はそうないが、今回だけはファンである篠原さんからジェフさんに握手を求めた。
また、うれしさのあまり、LiLiCoさんにハグをすることを強く勧めた篠原さん。
ジェフさんは恥ずかしがりながらなのか、恐縮しながらなのか、とにかくLiLiCoさんとハグを交わした。
トークセッションで、篠原さんがLiLiCoさんを「キリコさん!」と呼んでしまうハプニング。
「もう、篠原さんは私と何度もお仕事ご一緒させていただいてるんですけど、いつもキリコって呼ぶんですよ。私はキリコさんじゃないの!いつものことなので慣れてしまってますけど、今日は教育関係の、本のイベントなので、そこはしっかり訂正させてもらいます。私はLiLiCoです!」と、大笑いする場面も。
さて、ゲストのダメ日記というコーナーが設けられ、篠原さんは発表前に「これ、面白かったら次巻に採用されるんですかね?」とジェフさんにしつこく迫った。
篠原さんのダメ日記は「柿事件」。
子供のころに、近所にある柿の木に登って柿を取って食べていたが、体が大きいのであっちの柿、こっちの柿とみさかいなく食べていたら、とうとう見つかって怒られてしまった。反省するどころか、次回からは見つからないように食べよう、と心に誓うというオチ。
LiLICoさんは「お母さんの花柄パンツ」。
子供のころにかわいいパンツなど買ってくれなかったお母さん。そのお母さんが持っていたパンツというよりもズロースの中で花柄のかわいいものがあったので、それをズボンの上からはいて外に出たらみんなにジロジロ見られた。という体験。
「やはり女の子はダメですかね?」と言ったものの、ジェフさんは「グレッグを女の子にして書けばいい」とまんざらでもないよう。
果たして、二人のダメ日記は次巻に採用されるのか?現在11巻目を執筆中という。
今後の目標を聞かれた篠原さんは、「父親である私に世界一の家を建ててほしい」と、子どもに期待するもその心を問われ「要は、子どものお金でゆっくり暮らしたいだけかも」とオチをつけてしまった。
LiLiCoさんは「ハリウッドかスウェーデンの映画に出演」と、映画出演を狙う。
「グレッグのダメ日記の映画に私、何か役はありませんかね?先生とか!、あ、でも私プロレスもやってるんですけど」と、ジェフさんに自身を猛アピール。
ジェフさんは漫画で目標を描き、「人種も言葉も違う子供たちが、同じ本を読んできたということで共感できる、子どもたちだけの言語になってほしいと思っています」と述べた。
そしてゲストの二人からジェフさんに柔道着のプレゼント。
グレッグのイラストと、カナで「ジェフ」と書いた柔道着、そして本のタイトルが入った黒帯。
オリンピックメダリストの篠原さんから黒帯を締めてもらうのだが。
篠原さんが報道関係者に「ちょっと待って!」と撮影を制止するハプニング。
「結び方が逆だった。最近絞めてないから。自分だとできるんだけど」とブツブツと言い訳しながら、タイトルが逆さまになってしまった帯を締め直した。
柔道着をきちんと直して、ガッツポーズでのフォトセッション。
ポプラ社の奥村社長は冒頭の挨拶で『グレッグのダメ日記』は全世界45カ国で販売し、1億5000万部という驚異的な部数を獲得している人気児童書であると作品を紹介した。
午後に行われた第二部は『グレッグのダメ日記』フェスとして、抽選で選ばれた200名のファンが招待された。
世界同時発売のこの日に日本を訪れた理由を子供たちに、「みんなが1番グレッグを気に入ってくれているから、日本を最初に訪問した」と語ったという。
※写真はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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