マウスもキーボードもいらない!指先1つで端末と通信する夢のデバイスが登場
タッチセンサーにジェスチャーコントロール、音声認識。パソコンを動かすためのテクノロジーは日々発達しており、もはやマウスもキーボードもいらないのでは、という錯覚さえ起こさせる。
そんな中、また1つ驚愕の技術が登場した。イスラエルのスタートアップ企業、MUVによる最新型デバイス「BIRD(バード)」である。
・あらゆる空間をインタラクティブに変換
モーションセンシング技術を応用した「BIRD」は、人差し指に装着することで、各端末と直接通信する画期的な小型デバイスだ。
マウスもキーボードもいらない。複数のセンサーからのデータを、瞬時にリアルタイムで統合し、分析。指先1つでどんな空間でも、インタラクティブ(相互作用的)にしてしまうという、驚きのシステムを実現している。
何と言ってもうれしいのは、従来の通信デバイスのように、居場所の制限を受けないところ。
部屋のどこにいても、コンテンツのタッチやプッシュ、プル、スワイプ、グラブなどの操作が可能。これまでとは比べものにならないくらいスムーズな動きが、デジタル生活を激変させる。
・ビジネスシーンでの活躍に期待大
特にミーティングやプレゼンテーションでは、劇的な効果を発揮。
プロジェクターや映写スクリーンを用意する必要はない。パソコンの画面から投影したい場所へ直接スライドさせれば、そこが壁であろうとテーブルの上であろうと、任意のスクリーンに早変わりする。
メンバー全員が「BIRD」を使えば、さらに便利。表示されているコンテンツを拡大したり、部分的に取り出すなど、自身が理想とする状況を作り上げることもできる。もちろん、その場のシェアや拡散も思いのままだ。
今年の “Consumer Electronics Show 2015”に出品され、評判を呼んだ本品。現在プレオーダー受け付け中。一般小売り価格349ドルのところ、249ドルで入手可。尚、先着1万台には、特別割引価格149ドルが適用される。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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