【自転車の安全通行のために】進行方向をシグナルで知らせるグローブが登場
自転車に乗る人にとって、混雑する路上は危険がいっぱいだ。
自分の進行ルートを周囲のドライバーにはっきりと知らせることは、事故を防止し、自分の身の安全にもつながる。
・右折、左折を知らせるシグナルグローブ
Googleでエンジニアを務めたZach Vorhies氏と、Murat Mzkan氏のチームが開発した「Zackees Turn Signal Gloves」は、そんな自転車愛好家のためのグローブだ。
グローブのライトが点滅し、右折、左折の進行を周囲に知らせることができる。
・起動スイッチに触れると作動
グローブの親指と人差し指の付近には、特殊なセンサーと金属プレートが設置されていて、この金属プレートが起動スイッチの役割を果たす。
親指を曲げてプレートをクリックすると、ライトセンサーが起動。ちなみに、ユーザーには作動中だとフィードバックが返ってくるので判別できるという。
左折したいときは、左のライトを作動、右折したいときには右のライトを作動させればよい。腕を伸ばして目立ちやすくすれば、背後を通行する車のドライバーに分かりやすく左折、右折を知らせることが可能だ。
プレートから指を話せば、ライトの点滅はすぐに停止する。一定時間が過ぎると自動で消灯する機能もあるので、誤ってスイッチに何かが触れた状態が継続したとしても、電池の浪費を心配することはないという。
・54ルーメンの明るいLEDライト
LEDライトは54ルーメンと非常に明るく、はっきりと周りから際立って目立つ。
バッテリーはコイン型の再充電可能な電池で、通常の使用ではおよそ3週間もつというからありがたい。
・自転車グローブとしての性能も申し分なし
グローブ自体は、手のひら側が丈夫なレザーで、弾力性のあるスパンデックス繊維でできており、耐久性、通気性もバッチリ。しかも、洗濯機で洗えるというから驚きだ。
Kickstarterで成功を収めてローンチされた「Zackees Turn Signal Gloves」は、現在自社サイトで69.95ドルで販売中。自転車乗りからジョギング、散歩をする人まで、特に夜間の通行時に活躍してくれるだろう。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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