【愛媛最新レポ】 しまなみ海道でサイクリスト向け「おもてなし」サービス続々
“サイクリングの聖地”といわれる「瀬戸内しまなみ海道」がある今治市。国内だけでなく海外から走りに来る人も多く、サイクリストのためのさまざまな「おもてなし」が続々と登場し、好評を得ている。
まず、「しまなみ島走レスキュー」は、地元有志が自転車の修理・調整、タクシーによる搬送など自転車に関するトラブルに対応するサービス。レスキューポイントは、自転車店やカフェなど12か所あり、パンク修理やチューブ交換などが可能(料金は別途必要)。その他、タクシーのトランク部分に自転車をそのまま積めるキャリーを設置した「レスキュータクシー」も運行中だ。
「しまなみサイクルオアシス」は、地元住民が無料で空気入れの貸し出し、給水、休憩所、トイレ、インフォメーションなどのサービスを行う拠点。今治市など45か所設置されている。2014年10月からは、コンビニエンスストアでも同様のサービスが受けられる「コンビニサイクルオアシス」も開設された。
また、しまなみサイクリングの拠点「サンライズ糸山」が、有料で「しまなみサイクルセーバー」を実施している。自転車のトラブルがあった際、出張修理に来てくれる。出張エリアは、大島、伯方島、大三島で、土日祝のみ。
さらに、「しまなみ自転車旅の宿」では、自転車の安全な保管、自転車の荷受け、発送の取次に対応するほか、自転車のメンテナンススペースや洗浄施設などを設置。宿のほとんどで、自転車を解体せずに部屋に持ち込めるか、駐輪場がある。現在44施設が登録されている。
いよ観ネットhttp://www.iyokannet.jp/しまなみ海道 サイクリングhttp://www.oideya.gr.jp/shimanami_cycling/
(Written by Aki Shikama)
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