『ブラビア』でインターネットテレビ初体験!セルジオ越後氏「日本のサッカー文化を変える」
サッカーをはじめ、テレビでスポーツ観戦をする人たちの間では、テレビで中継を観戦しながらTwitterをするというスタイルが定着しつつあるようだ。パソコンやスマートフォンでタイムラインを追いつつ、テレビを見ながら自分もツイートする、というわけである。
しかし、別々の画面を見比べながら、試合の流れとタイムラインの流れを追うのは実は意外と大変!
「Twitterに集中するあまり、せっかくのゴールシーンを見逃してしまった!」……そんな苦い経験をした人も、案外多いのではないだろうか?
解決法はカンタン。同じ画面で中継映像もTwitterのタイムラインも見ることが出来ればいい!そういったニーズに応えるのが、“インターネットテレビ”だ。
ソニーの新型液晶テレビ『BRAVIA』(以下、ブラビア)では、インターネットテレビ機能が搭載されたことにより、画面の右横にTwitterのタイムラインを表示させることが可能になった。試合の流れを追いながら、同時にTwitter上の反応を見ることが出来るような仕組みになっている。
新型『ブラビア』の登場にともない、今回は「新しいテレビの楽しみ方」として、「Twitterでサッカー日本代表を応援しよう!」というキャンペーンが実施された。
液晶テレビ BRAVIA 〈ブラビア〉 キャンペーンページ
http://www.sony.jp/bravia/technology/internet/index.html
今回は、Twitterハッシュタグに「#bravia_football」を指定して、6月7日のキリンカップ日本対チェコ戦を観戦するという試みが行われた。
Twitterハッシュタグ: #bravia_football
http://twitter.com/#!/search/%23bravia_football
ここで凄いのは、サッカー解説者のセルジオ越後さんも新型『ブラビア』で試合観戦しながらツイートする、という点だ。セルジオさんと言えば、「辛口だけど日本代表への愛情が込められた解説」で多くの人に親しまれている事でも有名である。
セルジオさんは一体、どんなツイートをするのか?ここにも注目が集まった。
キックオフされるやいなや、Twitterでもいつものセルジオ節が炸裂!!
「システムにこだわりすぎて、個々の選手が決まった役割だけやるのであれば、ダメだね」
「お互い狭い範囲でやり過ぎだね」
「チェコのキーパーは世界一でも、仕事をさせないと意味ないよな」
こういったセルジオさんの発言をハッシュタグ上で見たユーザーたちは、次々とリツイート。そしてその的確な発言に「確かに」「さすがです」「やっぱりセルジオさんは辛口が似合います」といったコメントが中継画面の右に表示された。
これにはセルジオさんも「同じ画面で試合とTwitter画面が見られるのは、スポーツバーとかと同じような盛り上がりがあっていいね」と感心した様子だった。
この日の試合は残念ながら0-0のスコアレスドローに終わった。
「一番困った結果になっちゃったな」と苦笑したセルジオさんだったが、3800人程の参加者がいたということを聞くと、予想以上の数だったことに驚きを隠さなかった。さらに「イギリスにはパブでサッカーの試合を見て議論する文化があるけど、同じようなものが出来るのではないか」といち早くその可能性に気づいた様子。
「サッカーの試合を観て、『このプレーはいい』『いや、俺はこう思う』といった専門的な議論が出来るようになって、日本にサッカー文化が根付かせる役割を果たすのではないか。そういったサポーターの声が日本サッカーを強くするし、これまで煽るだけだったテレビ番組の質も上がるようになる。そのために、これからもTwitterを活用していきたいね」そう述べて、“テレビとインターネット”という組み合わせが、日本サッカーのサポーターの意識も変えると予想した。
多くの人が交流することが、サポーター同士のつながりや、日本代表をも強くする、ということを実感した様子だった。
『ブラビア』のようなインターネットテレビの登場が、今後のエンターテインメントとの関わりを変えていくのかもしれない。
関連リンク
液晶テレビ BRAVIA 〈ブラビア〉 キャンペーンページ
http://www.sony.jp/bravia/technology/internet/index.html
Twitterハッシュタグ: #bravia_football
http://twitter.com/#!/search/%23bravia_football
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