スリー・ドッグ・ナイトのコリー・ウェルズ死去……背中の痛みで活動停止していた
70年代初期の大物ロックバンドのひとつ、スリー・ドッグ・ナイトのコリー・ウェルズが10月20日に亡くなった。バンドメンバー達がプレスリリースで発表した。74歳だったという。
スリー・ドッグ・ナイトのダニー・ハットンは、「45年以上も私の愛すべきバンドメイトであった、コリー・ウェルズが他界した事をお伝えしなければならないのは、深い悲しみと信じられないという思いでいっぱいです。とてつもないシンガーであり、素晴らしいパフォーマーだったコリーは、どんなものでも歌う事ができました。あらゆる意味で私にとって兄弟のような存在でした。1965年から一緒にいた私は、突然の死にショックを受けています」と語っている。
スリー・ドッグ・ナイトのオリジナルメンバーだったウェルズは、同グループに3人いるリードシンガーの1人だった。彼らは、数多くの映画やテレビ番組で使用される「喜びの世界(ジョイ・トゥ・ザ・ワールド)」をはじめ、「ママ・トールド・ミー」、「ブラック・アンド・ホワイト」といった強い影響力のある名曲により、米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”で首位を3度獲得。他ソングライターの曲をカバーすることでも知られ、合計21曲をHot 100のトップ40内にチャートインさせている。
また、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のトップ20には11枚をチャートインさせ、1971年の『ゴールデン・ビスケッツ~スリー・ドッグ・ナイト・アーリー・ヒッツ』は最高位となる5位を記録した。
スリー・ドッグ・ナイトと共に数十年間過ごしたウェルズは、激しい背中の痛みが進行したため今年9月に活動を停止していた。ウェルズには50年連れ添った妻のマリーに、娘のコリーアンとドーン・マリー、そして5人の孫達がいる。
関連記事リンク(外部サイト)
リトル・ミックス、新アルバムが11/11に日本リリース プロモーション来日も決定
アルバート・ハモンド・ジュニア ザ・ストロークスのギタリストが8年ぶりの来日公演で魅せた新境地
ザ・ウィークエンド 米ビルボード・シングル・チャート5週目の首位を死守
国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。