津波の範囲や避難所も掲載 『東日本大震災 復興支援地図』を昭文社とDNPが共同製作

昭文社『東日本大震災 復興支援地図』

昭文社は大日本印刷と共同で、東日本大震災の被災地域の地図帳『東日本大震災 復興支援地図(以下、復興支援地図)』を作成し、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉各県の災害対策本部および県災害ボランティアセンター、太平洋沿岸地域の各市町村災害対策本部などに計3万部を無償で提供しました。津波の浸水範囲や災害対策本部、避難所の位置なども掲載されています。

昭文社『東日本大震災 復興支援地図』

『復興支援地図』は、昭文社と大日本印刷が復興支援の一環として共同制作したもの。津波被害が大きかった太平洋沿岸地域の被災前の状況、被災の範囲が把握できます。また、避難所や災害対策本部、仮役所の位置、津波浸水範囲、主な道路通行規制箇所を掲載(2011年4月の取材に基づく)。東京からのアクセスを含め、被災地域全体を把握できるため、復興活動のさまざまな場面で役立てられることが期待されています。

『復興支援地図』はB4判で全144ページ(オールカラー)、各県および各市町村対策本日および県災害ボランティアセンターへの配布のほか、近日中に全国の一般書店でも販売する予定です。
 
 

■関連記事
被災地の記憶を“記録”する Googleが『未来へのキオク』プロジェクトをスタート
『復興書店』作家と本好きにできる支援のカタチ 島田雅彦氏が呼びかけ
【あの法廷画記者が挑戦】産経新聞の女性記者『ジャストギビング・ジャパン』で被災地への寄付呼びかけ
被災地の学校からの支援要請をマッチング 文部科学省『子どもの学び支援ポータルサイト』
「がんばろう」をやめるべき3点の理由

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 津波の範囲や避難所も掲載 『東日本大震災 復興支援地図』を昭文社とDNPが共同製作

Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。