豚と鳥だけじゃなかった！馬インフルエンザはすでに日本でも感染例あり

2009/05/01 09:32 hiro ガジェ通生活・趣味

鳥インフルエンザで大騒動になったと思いきや、今度は豚インフルエンザが今まで以上に大きな騒ぎを巻き起こしている。「過剰に騒いでいるのは日本だけなのでは？」という声もあるが、日本に菌が上陸したことが明確に判明すれば、やはり不安になる（空港で陽性反応が出た女性の存在は確認されている）。

しかし、インフルエンザはなにも人間や豚、鳥だけのものではないのをご存知だろうか？　なんと、馬にも馬インフルエンザが存在するのである。2年前にはアメリカで流行し、実は日本でも1970年代に流行した事例があり、競馬関係者は現在も馬インフルエンザの予防を徹底しているという（当時は2000頭ちかくの馬が感染した）。

なによりも気になる部分は、この馬インフルエンザが人間に感染するのかどうかの部分である。鳥インフルエンザも豚インフルエンザも、もともとは人間に感染しない（しにくい）と言われていただけに、その部分が心配である。

しかし、馬インフルエンザは人間に感染しないとのこと。他の動物にも感染することはなく、馬から馬に感染するだけにとどまるという。聞きなれない病原菌や症状が耳に入ってくるのは不気味なものだが、豚インフルエンザも馬インフルエンザもいつしか聞きなれない病気のひとつになることを願いたい。
　