【あの法廷画記者が挑戦】産経新聞の女性記者『ジャストギビング・ジャパン』で被災地への寄付呼びかけ
産経新聞社の20~30代向けメディア『SANKEI EXPRESS』の女性記者が、オンライン寄付サイト『ジャストギビング・ジャパン(Just Giving Japan)』にて、東日本大震災の被災地で活動するNPO『オンザロード/東日本大震災 災害支援プロジェクト』への寄付を呼びかける“挑戦”を5月22日(日)よりスタートしました。
この“挑戦”を始めたのは、『SANKEI EXPRESS』の今泉有美子記者。社会部時代に法廷画家を兼任した際に、一度見たら忘れられないユニークな法廷画がネットで話題になったので、記憶している人もいるのではないでしょうか。今回は、10万円の寄付を集めることを目標に「1日1枚100日間、毎日ブログにイラストをアップする。達成したら個展を開催する」というチャレンジをしています。
『ジャストギビング・ジャパン』は、自らの挑戦を通じて「応援したい」と思った人から寄付を募るというシステム。堀江貴文さん、道端ジェシカさん、伊藤英明さんらの有名人やタレント、企業・団体などが参加する例はありましたが、新聞記者が個人としてチャレンジするのは初めて。現在、早くも目標の半額を超える寄付が集まっているようです。
日本の新聞記者が、個人として名前を出して何らかの呼びかけをするのはとても珍しいこと。でも、今泉さんのように、オープンな活動をする記者さんが増えると、新聞を読むのが面白くなりそうだなと思います。たとえば、ネット上で好きなブロガーの記事を心待ちにするように、お気に入りの記者さんがいればお目当ての記事を見つけるのが楽しくなるのではないかと思うのです。
『ゆんちの朝刊フジ』では、旬な話題を扱ったイラストが2点アップされており、ほのぼのしているのにぶっ飛んだ今泉記者の絵を見ることができますよ。今後の更新が楽しみですね。
『ジャストギビング・ジャパン』
「1日1枚100日間、毎日ブログにイラストをアップする。達成したら個展を開催する。」
http://justgiving.jp/c/6615
今泉有美子記者『ゆんちの朝刊フジ』
http://imaizumim.iza.ne.jp/blog/
[リンク]
※画像は『ジャストギビング・ジャパン』および『MSN産経ニュース』ウェブサイトより引用。
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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