円楽が「桂歌丸を人間国宝に!」プロジェクトを開始し話題に!
出展:change.org
落語家の三遊亭円楽が「change.org」で桂歌丸を人間国宝にしようと言うプロジェクトを開始したことが判明し、話題となっている。
「笑点」内では円楽が「やるかジジイ!」などと何かと挑発し、歌丸がそれに応じ座布団を取ると言う対立関係にある2人だが、番組外での両者は師弟のような間柄となっていることで知られる。特に円楽は先代の5代目圓楽を亡くし、現在は師匠が居ない状態で、歌丸のことを「師匠同然、オヤジのような存在」と公言している。
そんな桂歌丸を「人間国宝にしたい」と考えた円楽は、署名サイト「change.org」内でプロジェクトを立ち上げ、文部科学省宛に10万人の署名を送りたいと賛同者を募集中だ。
PR文では「歌丸の話芸は後世に残すべきものである」「若手の手本になり後進を指導している」、「落語家の地位向上に寄与している」と賞賛し、「芸歴60年を超えなお一線で活躍する歌丸師匠こそが重要無形文化財保持者に相応しい」とアピールしている。
2日20時現在賛同者は1696名で、目標の10万には程遠い状況だが、今後このプロジェクトへの認知度が高まれば、あっという間に達成される可能性が高い。
なおこれまで人間国宝となった落語家は、5代目柳家小さん、3代目桂米朝、10代目柳家小三治の3人となっている。もちろん、この3人と比較しても歌丸師匠の落語が劣っていると言うことはないであろう。
桂歌丸が晴れて人間国宝となるその日を待ちたい。
【出典元】
https://www.change.org/
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: toshiharu sato) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。