エグスプロージョンと佐世保市・九十九島に行ってきた　初の地理ネタ動画が公開中

2015/09/30 17:00 よしだたつき

『YouTube』の動画“踊る授業シリーズ”でブレイク中のダンスユニット“エグスプロージョン”。軽快なリズムとキレッキレのダンスで、これまで「本能寺の変」「ペリー来航」「関ヶ原の戦い」などの歴史的な出来事について詳しく教えてくれた彼らが、このたび初の地理ネタ動画に挑戦した。

9月上旬、長崎県佐世保市の観光名所“九十九島（くじゅうくしま）”で収録が行われると聞きつけた筆者は、おばらよしおさん、まちゃあきさんがいる撮影現場に潜入。絶景スポットやご当地グルメを堪能しつつ、彼らの撮影の模様に密着してきたぞ！

何はともあれ、まずは公開されたばかりの踊る授業シリーズ地理授業編「佐世保市九十九島」をご覧あれ。

エグスプロージョン「地理授業編」長崎県佐世保の九十九島（YouTube）
https://youtu.be/9hDTeCRw9gs

展望台からの絶景がヤバたん

長崎空港からクルマで約1時間の場所に位置する九十九島は、その名の通り99の島……ではなく、実は特徴的なリアス式海岸と208（！）の島々から構成された群島。平戸島、五島列島などとあわせて西海国立公園に指定されている。

動画の中でエグスプロージョンの2人が「絶景！絶景！」と連呼しているように、その魅力は何と言っても、広い海に浮かぶ緑の島々を望む景色。

絶景スポットで知られる船越展望台からの眺めを前に、彼らも「すっげえ」「やばいっすね」と大興奮の様子だった。

そして、そんな絶景をバックに、

踊って、

踊って、

ご当地キャラの佐世保バーガーボーイ（やなせたかし氏がデザイン！）も乱入して、

キレッキレに踊りまくって、

本人たちも大満足の出来に仕上がったのが例の動画なのだ。

ちなみに、「ラストサムライ冒頭シーンは展望台で撮ってまーす！」と歌う場所は、彼らが踊る船越展望台ではなく石岳展望台のこと。

展望台から見える夕日が島々の影を浮かび上がらせ、壮大な眺めを演出。この日も夕日を目当てにカメラマンたちが展望台に集まっていた。

遊覧船からの眺めがスゴたん

実は展望台以外のスポットでもダンスを披露していたエグスプロージョン。その様子は『YouTube』で公開しているメイキング動画で閲覧することができる。その中で港をバックに踊るカットで後方に映る船は、誰でも乗船できる遊覧船なのだ。

海賊船チックな赤い船体がクールな“みらい号”、上品な白い船体が眩しい“パールクイーン号”は、どちらも約50分かけて島々の間を遊覧し（上陸はナシ）、高校生以上1400円、4才～中学生は700円で乗船することができる。

甲板に出て心地よい風を浴びるのも良し。

船内の窓からゆったりと景色を楽しむのも良し。

船内で流れるアナウンスでは近くを通る島の名前を一つひとつ解説してくれるので、九十九島の知識を得るには最適のスポットだ。そもそも、それぞれの島に名前があることが驚きである。

なお、シーカヤックを体験したり、無人島に上陸してバーベキューやキャンプを楽しんだりできるプランも用意されており、その遊び方は多種多様。

また、遊覧船ターミナルに隣接する水族館“海きらら”では、九十九島湾に生息する生物の姿を間近に楽しむことができるぞ（いずれも九十九島パールシーリゾート内）。

九十九島パールシーリゾート公式サイト：
http://www.pearlsea.jp/[リンク]

地元グルメも大満足でしっ！

彼らが「牡蠣フグいりこハーブ鯖アジヒオウギ貝は鉄板でしっ」と歌っているように、海の幸の宝庫である九十九島。とは言え、佐世保と言えばやはり佐世保バーガーも欠かせない。地元の人いわく、佐世保市民は飲んだ後のシメにハンバーガーが基本なのだとか（沖縄で言うところのステーキ）。よって、夜遅くから営業を開始するハンバーガー店も珍しくない。