野党の女性議員が集結し女の壁を作り「セクハラだ」と叫ぶ行動 「痴漢冤罪戦術」との批判も

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あべともこ

安全保障法案の審議で与野党の攻防が続く中、9月16日には理事会室前のドアに野党側が女性議員を多数配置。排除しようとする与党議員に「セクハラだ!」と叫び抵抗していると産経新聞が報じた。

「触るな! セクハラだ!」の警告に鴻池委員長、入室できない状態つづく 元近鉄の石井議員も“冤罪”被害か
http://www.sankei.com/politics/news/150916/plt1509160079-n1.html[リンク]

理事会室前には、社民党の福島瑞穂前党首や民主党の小宮山泰子、辻元清美両衆院議員ら複数の野党女性議員が、いずれもピンクのハチマキ姿で集結。与党の男性議員が触れるたびに「セクハラを働いた」などと騒いでいる。
理事会室前には多くの与野党議員が密集。ある野党の男性議員は「自民党の石井浩郎参院議員がセクハラしました」と大声を上げ、押されただけの石井氏が激高するシーンもあった。

野党のこの作戦、『Twitter』や『Facebook』などでもかなり拡散され、

「自ら女の尊厳を貶めている」
「本当のセクハラに苦しんでいる人からすればいい迷惑」
「女性団体は怒るべき」

といったような批判が出ているようだ。

国会審議においての野党の抵抗戦術として、”牛歩”や”つるし”などといったものがあるが、今回のそれは” 痴漢冤罪戦術”との呼び名がついたりしている模様。
その野党の女性議員を排除するため、女性の衛視を出動したことについて、民主党の小宮山泰子衆議院議員は

「女を利用するな!こんな時だけ女性を前に出して。女をこうやって使うんだな。今の政権は!」などと絶叫

したと報じられている。

参考:野党の「セクハラ」作戦に反撃 参院議長が女性衛視投入 民主・小宮山泰子氏「女を利用するな!」
http://www.sankei.com/politics/news/150916/plt1509160084-n1.html[リンク]

また、民主党の阿部知子衆議院議員(@abe_tomoko)は

おまけに私たち女性議員を排除するためか、九時すぎから女性衛士をわざと全面に押し出す作戦。彼女らは命令の下に動かされその任につく。安倍政権の女性活用とはこういうことか!私たち女性議員は自らの意志で例えもみくちゃにされてもそこに立つ。その排除に女を使おうなんて、姑息、卑怯の極み。

とツイートしているが、これに対して評論家の西村幸祐さん(@kohyu1952)は


恥を知れ!!阿部知子 卑怯者はお前だろ

と返信ツイート。また、その他にも

「性を利用して、委員会を阻止する野党のやり方こそが卑怯の極みだと思いますけどね。」
「そのお言葉そのままお返ししますよ。物理的に民主主義を阻止するやり方、同じ女として姑息、卑劣の極みです。男性が適材適所で女性活用することと、女であることを武器にするのは全く違う話です。」
「自分たちが先に女性と言う性を使って「触るな!セクハラだ!」と騒いだくせに一体何を言ってるんですか?同じ女性として心底軽蔑します。恥知らず!」
「「女の壁」すごく失望しました セクハラで苦しんでる女性のこと考えて行動してください こんなことでセクハラを武器として使わないでください、本当に被害にあって悩んでる人もいるんですから 女性議院たちがセクハラ問題を軽い気持ちで扱ってるように見えます」

と、かなり多くの批判が返信ツイートとして寄せられている。

※画像は『Twitter』より引用

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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