ロック様も「防災用品を備えている」と明言! 映画をきっかけに災害への意識レベルが上昇中

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『ワイルド・スピード』シリーズ、『G.Iジョー バック2リベンジ』出演のドウェイン・ジョンソン主演の映画『カリフォルニア・ダウン』(ワーナー・ブラザース映画配給)が9月12日(土)より公開。先日ガジェット通信では、ドウェイン・ジョンソンの電話インタビューをご紹介しました。

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https://getnews.jp/archives/1120280 [リンク]

5月29日に全米公開した本作は全世界57ヶ国で1位を獲得し、4億ドルを突破する大ヒットとなった。救難ヘリコプターのパイロットで娘の救助に向かう主人公には2013年興行収入を稼いだ俳優ランキング第1位を獲得した、ドウェイン・ジョンソン。

極限の環境で格闘する屈強な男を演じる。監督には、世界的に大ヒットした『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』でのCGが絶賛されたブラッド・ペイトン。サンフランシスコで父の助けを待つ娘を、アレクサンドラ・ダダリオ(『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』)が演じています。

本作に出演するにあたり、ドウェイン含むキャストやスタッフたちはカリフォルニア工科大学や南カリフォルニア大学の地震学者や科学者といった専門家たちからの話を聞いたりするなど、かなりのリサーチをしたといいます。その甲斐もあり、脚本を読んだ専門家たちは、「これは実際に起こりうることだ。起こらないように、神に祈るよ」と感心していたほどだったとか。また、キャストやスタッフたちは本作に出演したことで地震に対する備えや心構えが以前よりできたと語っています。

■ドウェイン・ジョンソンの場合
「ほとんどの時間をフロリダ州マイアミで過ごし、毎年ハリケーン・シーズンを経験していることもあって、地震については理解しているつもりだったけど今回より深く学ぶ経験ができた。自分たちだったらどうするか、どういう風に避難したらいいかプランをたてたり、安全を確保するためのプランを改めて確認したりした。今はたくさんの防災用品を準備しているんだ(笑)」

■ブラット・ペイトン監督の場合
「僕は、家に(食料や飲料)を買い込んでいるよ。車には緊急用のキットが入っている。それは本当に、すごく重要だ。家族と完全なプランを立てている。僕には2人の若い娘がいて、妻とどっちの娘をそれぞれ連れて行くかということも決めてある。机の下に入ることで体をカバーし、何につかまるか、ということもね。それは、命を守る3つのことだよ」

■脚本家のカールトン・キューズの場合
「映画の中に少しだけアドバイスが出てくるよ。たとえば、携帯電話がダメになった場合、固定電話はちゃんとつながる、ということとかね。だから、電力が必要ない古い電話がいるんだ。それで、僕はすぐにそういう電話をいくつか買ったよ。緊急用のためだけに、固定電話のラインを維持しているんだ」

■アレクサンドラ・ダダリオの場合(ドウェイン演じる主人公レイの娘ブレイク役)
「水をたくさん買いだめしているわ。これまで一度も、水や生活必需品を緊急時のために用意したことはなかったの。私のルームメートが、私の水を飲み続けているから、また出かけて行って、もっと買い続けないといけないんだけど(笑)」

■カーラ・グギーノの場合(ドウェイン演じる主人公のレイの妻エマ役)
「私は、地震が起きたときはテーブルのかわりに、ドウェインの下に隠れることが出来るって学んだわ!」

本作の全米での公開を受け、ロサンゼルス市長は、カリフォルニアのビルを耐震のため補強することに関してとてもアクティブになったそうで、2000本の携帯電話基地局のタワーを確保するという大きな宣言をしたといいます。カールトンは、「この映画が、人々の災害に対する認識を高めて、こういうことが起きる可能性はないと、現実から目をそむけることがないようにしてくれることを願っているよ」とメッセージを寄せています。

先日、東京都民に『東京都防災 ガイドブック』が配られ、防災意識が高まる今日この頃。映画を観て、さらに綿密な準備を進めてみては?

『カリフォルニア・ダウン』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/californiadown/

(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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