大相撲、史上初の「1場所で十両」がかかる明月院の取組などをニコ動が中継

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 財団法人日本相撲協会は、2011年5月8日より「五月技量審査場所」を実施する。この場所では2月と3月の新弟子検査で合格した36人の新弟子が初土俵を踏む予定。なかでも明月院(めいげついん/九重部屋)は、この1場所で十両への昇進が決まる可能性がある。

 8日から始まる「五月技量審査場所」は、年6回行われる本場所とは別に、番付を編成するための技量審査の場として実施される。そのため天皇からの賜杯やメーカーなどからの懸賞はなく、関係者席などをのぞき一般に無料で開放される(すでにチケット受付は終了)。

 この審査場所が初土俵となる明月院は2010年の学生横綱で、他の新弟子とは異なり「幕下附出十五枚目格」の資格を持っている。これは序ノ口、序二段、三段目という階級をいわば飛び級のように越え、その上の「幕下」と同格の扱いとなるもの。ここで全勝優勝などの好成績を収めると次の場所では「十両」に昇進できる可能性があるが、明月院がもしそうなった場合、史上初の「1場所で十両昇進」となる。

 なおニコニコ動画では、明月院の取組を含む序ノ口から幕下、そして幕内までの全取組を生放送する。序ノ口から幕内までの全取組をインターネットで中継するのはニコニコ動画が初。また、協会公式の携帯電話向けサイト「大相撲」でも取組の結果などを確認できるほか、会員限定で同場所を視聴できる。

大相撲「五月技量審査場所」 初日

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]大相撲生放送
http://live.nicovideo.jp/series/sumou
・大相撲 – 公式サイト

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土井大輔

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