本日(4/25)から原発事故関連の『共同記者会見』が毎日開催されるそうです
(写真は4月15日におこなわれた「福島原子力発電所事故対策統合本部」会議の様子)
これまで原発事故関連の記者会見は、組織ごとバラバラにとりおこなわれていましたが、原子力安全・保安院などによりますと、4月25日月曜日からは新たに「共同記者会見」がおこなわれるとのことです。時間は17時頃スタートを予定。東京電力本社でおこなわれ、「福島原子力発電所事故対策統合本部」の会見という体裁をとるそうです。共同記者会見に参加するのは以下の方たち。
「福島原子力発電所事故対策統合本部」共同会見出席者
○本部事務局長、細野豪志首相補佐官
○原子力安全・保安院
○原子力安全委員会
○文部科学省
○東京電力
など
原発事故関係者が揃うような形となります。尚、これまで行われてきた東京電力と保安院の個別の会見もしばらく続けるとのこと。要は、「共同会見」というものがひとつ増えた、という形になります。事態が逼迫しているときに混乱や情報伝達上のミスを防ぐ意味で一本化は必要だったように感じますが、事故から40日以上経過してこのような形の共同記者会見が実現しました。さて、果たしてどのような内容になるのか注目です。
●参考:共同会見の実施を伝える広報資料
福島原子力発電所事故対策統合本部の共同記者会見の実施について(原子力安全・保安院)
http://www.nisa.meti.go.jp/oshirase/2011/230423-2.html
福島原子力発電所事故対策統合本部の共同記者会見の実施について(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11042301-j.html
トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。
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