意思をもった機械!?“究極に働かない”マシーンがなぜか人気に

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レバースイッチをONにすると、にゅっとアームが出てきてOFFにしてしまう…そんな役立たずマシーンが、なぜか人気を呼んでいる。

高い技術をつぎ込んだものがだ。

・意思を持った機械!?

「MOODY USELESS BOX」の原型は、1950年代に登場したらしい。情報工学の父といわれるクロード・シャノンと、人工知能研究の第一人者であるマービン・ミンスキーのジョークから生まれた。

「意思をもった機械とはどんなものか」を話し合い、「自分の意思でスイッチを切る」機械が誕生したといわれる。

その単純ながらもユーモラスな発想が人々の心をつかみ、多くの人が自作してきたとか。

・「OFFにするだけ」の機能を高機能化

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「MOODY USELESS BOX」は、蓋が開いてアームがスイッチを動かす、それだけの動きを“完全にランダム化”。

アームが出てきてもスイッチを切らないフェイントを仕掛けてきたり、スイッチを切ったまま押さえ込んでしまったり、スイッチを入れても無反応…と思いきや数秒たってから俊敏にスイッチを切ったり。

タイミング、蓋の開け閉め、アームの速度、パターンは決まっておらずなにが起こるかはわからない。

予測のつかない動きを駆使し、“自分の意思”で人間との知恵比べを仕掛けてくる「究極機械」だ。

ランダム性が出たことで「次は何をしてくるか」を楽しむ、暇つぶしの役には立ってしまうのかもしれない。

・ムダに高級感あふれる設計

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ランダムな動きを計算する高速チップに、エネルギー効率の良い歯車を用いることで、頻繁な電池交換は不要とのこと。

また、外装は高精度のレーザー加工で製造され、光沢仕上げも施されている。

Kickstarterで出資を募っているが、すでに目標額の3倍以上を集める人気ぶりだ。

価格は39ドルから、出資期限は9月11日となっている。

MOODY USELESS BOX

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Techable

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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