魔法のふせん『マグネティック・ノート』(magnetic notes)は、どこでも貼れる新たなコンセプトのメモだ!
実に不思議な製品である。これを何と呼べばよいのか。付箋の進化形か、全く別物か。家庭やオフィスで使い、場所を問わずに張り付けられるメモが9月下旬に発売される。「魔法のふせん」の肩書を持つ、その名は『マグネティック・ノート』(magnetic notes)。
金属のボードや壁はもちろん、木の板やプラスチック、壁紙、机、冷蔵庫などのキッチンまわり、クルマのフロントガラスの内側や外側などにもテープやピン、糊などの留め具不要で貼ることができる。
さらにほとんどの筆記用具が使え、白い裏面に水性マーカーで書けば繰り返し使うことができる。
吸着の秘密は静電気の力を利用していることで、静電ポリプロピレンフィルムを使った製品である。16歳の娘に早速、使ってもらって感想を聞いた。
普通の付箋紙は吸着部分が一部、糊成分がついているところだけだが、『マグネティック・ノート』は全面で吸着するので安定し、はがれにくい。紙の付箋と比べてかさばりにくいので、大学ノートにもスマートに使え、貼る場所を簡単に移動することもできる。文字を書くのも便利だそうだ。勉強用や机回りのちょっとしたメモには非常に便利だどいう。ただ、ノートを何度も開け閉めしていると吸着力も弱くなり、薄くひらひらしているので、どこかになくなりやすい感じがするという。
筆者も使ってみた。小さいサイズは、通常の付箋よりかさばらないため、確かにノートや手帳にメモ張りする使い勝手は非常に良い。大きいサイズも、店頭の値段表示やポップ、ビルの中での臨時の順路案内などに使うには便利だ。貼った跡を残す心配もないため、短期間割り切って使うには非常によい。開け閉めの頻度の多い家の玄関のドアなどで10日ほど使ったが、しっかり吸着していた。貼る場所にもよるが、湿気の少ない場所なら、数か月程度の長期間使用にも耐えられるだろう。ただ、付けたり、はがしたりを繰り返すような使い方では、時間の経過につれて吸着力も次第に弱くなってくる感じはする。
サイズはS、M、Lの3種類で、色はピンクやオレンジなど全8色。価格は未定。9月下旬以降に、東急ハンズやロフトなどで全国発売する予定。発売元は株式会社ウインテック(大阪府高槻市)。
魔法のふせん『マグネティック・ノート』(magnetic notes)、一度試してみる価値のある商品である。
お店に並ぶ新商品を実際に買って、使って、食べて、記事にしています。写真はプロカメラマンが撮影! 楽しいお買い物のナビゲーターとしてご活用ください!
ウェブサイト: http://www.shin-shouhin.com/
TwitterID: Shin_Shouhin_
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。