【独占】映画『ナイトクローラー』本編映像解禁! 間髪入れずにペラペラ……主人公“ルイス”はあなたの周りにもいるかも?
まだハリウッドが取り上げたことのないテーマを、センセーショナルかつリアルに描き、全米で大ヒット。ジェイク・ギレンホールの恐るべき怪演に注目が集まっている映画『ナイトクローラー』が8月22日より全国公開となります。
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我々の隣にもいるごく普通の男に潜む底なしの狂気に満ちた怪演により日本で早くも絶賛の声が相次ぎ、ロバート・デ・ニーロが演じた『タクシードライバー』のトラヴィスの再来とも言われている。アカデミー賞ノミネート、米国レビューサイトRotten Tomatoesで驚異の満足度95%といった本国での評価から、本作への期待値は日に日に高まっています。先日「ガジェット通信」でも、田原総一朗さんや小島秀夫さん、大根仁さんらのコメントをご紹介いたしました。
ギレンホール演じるルイスが出会う“ナイトクローラー”とは、いち早く事件・事故現場に駆け付けて被害者にカメラを向け、それをテレビ局に売りさばく報道スクープ専門の映像パパラッチ。警察無線を傍受しスキャンダラスな“画”を求めて夜な夜なL.A.の街に繰り出すハイエナのような存在。
この度、ギレンホールが見せる溢れ出さんばかりの狂気を捉えた衝撃の本編映像を「ガジェット通信」独占で公開しちゃいます!
ある夜、ナイトクローラーとして実績を積み始めていたルイスは映像を売り込んだテレビ局のディレクターであるニーナ(レネ・ルッソ)に経歴について聞かれると、「学歴こそないけどその気なら学べる」と豪語。さらに、ニーナに言葉を挟む隙さえ与えず一日中パソコンの前にいることやネットのビジネス講座で得た知識やその実践について、聞かれてもいないのにひたすら語り続けるマシンガントークは不気味のひと言。
そして、駆け出しのくせに「テレビニュースの仕事は好きだし、同時に僕は得意なのかもしれない」と語るルイスの表情は希望と自信に満ちており、ナイトクローラーとして過激なスクープを追い続けるゆえ見せる常軌を逸した行動の数々とは大きなギャップを感じずにはいられません。コイツやばすぎない?
圧倒的なダークヒーローとしての姿の中にもどこか憎めない人間らしさを持つルイスのキャラクターについて、ダン・ギルロイ監督は、
「観客とジェイクのキャラクターの繋がりを保つことが僕たちの狙いだった。道徳的判断は決して下したくなかった。『あいつは社会病質者だ。サイコパスだ』という風なね。キャラクターの中に常に人間性を見つけ出すことに苦心した。ジェイクはルイスを人間らしいキャラクターとすることを常に意識していた。そうすることで、彼の所業にも関わらず、その心の内を理解できるようにしたんだ」
と語っています。映画『ナイトクローラー』は、8月22日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。
間髪入れずにペラペラ! 映画『ナイトクローラー』主人公の“キモさ”が分かる本編映像
https://www.youtube.com/watch?v=dXfV3FJgQg4
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