夏こそパイナップル! その絶大な美容効果とは?

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夏こそパイナップル! その絶大な美容効果とは?
剣のように尖った葉、かたくゴツゴツした皮、そして太陽の光を閉じ込めたかのような黄金色の果実。それぞれに個性的なトロピカルフルーツの中でも、パイナップルのジューシーなおいしさは格別です。

パイナップルに含まれる美容に効く栄養素とは?

パイナップルには糖質の分解を助け、代謝を促すビタミンB1をはじめ、ビタミンB2、C、クエン酸が豊富に含まれているため、疲労回復や夏バテ、アンチエイジング効果などが期待できます。

また、フルーツの中でも比較的強い抗酸化活性があることも知られています。パイナップルに含まれる「ブロメライン」というタンパク質分解酵素には、胃液の分泌を活発にし、消化を助けてくれる作用があります。また、腸内の老廃物を分解する働きもあるため、食物繊維との相乗効果で腸をすっきりきれいにお掃除してくれる働きが期待できます。

もうひとつ、パイナップルの注目すべき栄養素といえば水溶性ビタミンの「パントテン酸」が豊富なことです。パントテン酸にはエネルギー代謝を促し、肥満を防止してくれるダイエット効果があるだけでなく、コラーゲンの生成も助けてくれるので美肌・美容効果も抜群。

ただし、どちらも加熱すると失われてしまうという難点が。美容・健康効果を目的にパイナップルを食べるのなら、生で食べるのがベスト。缶詰はお手軽さというメリットがありますが、加熱処理しているため、栄養効果は生のパイナップルに比べると劣ります。

育つ土を選ぶワガママな果物

現在、日本国内を流通するパイナップルの約99%はフィリピンからの輸入品です。その理由は、パイナップルが育つ土地が限られているから。パイナップル作りに適しているのは、水はけのよい弱酸性の砂質土壌です。ところが、この土壌には一般的な野菜やフルーツが育ちにくいというデメリットがあるため、国内では沖縄本島や石垣島など、特定の地域でしか栽培できないのです。

南国生まれのパイナップルの旬は7~9月まで。豊かな香りとジューシーな果汁は、乾いた夏の体を心地よく潤してくれます。美肌と健康、そして夏バテ防止のためにも、夏休みのデザートにパイナップルはいかがでしょう。(TEXT:料理サプリ編集部)

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