【究極の聖地】まさに任天堂の聖地! 絶対に見つけられない事実上の会員制ゲーム食堂『84』
東京の某所に、まさに「任天堂の聖地」ともいうべき食堂が存在するのをご存知だろうか? 今回は特別に許可を得て、情報を掲載させてもらうことができた。
店内に入ると、そこには『スーパーマリオブラザーズ』の生みの親・宮本茂氏のフルカラーサインや、『ポケットモンスター』の増田順一氏のサイン、『ゼルダの伝説』総合プロデューサーの青沼英二氏のサインもあるのだ。さらに、グルーミーの森チャック氏のサインまである。とにかく偉人のサインだらけ!
・マリオ地上BGMの楽譜
特に驚かされるのは、ファミコン版『スーパーマリオブラザーズ』の地上BGMの楽譜(本物)が飾られている点である。これはゲーム開発当時、任天堂に所属している作曲家・近藤浩治氏が書いたもので、激しくレアなもの。
・堀井雄二氏の直筆スライム付きサイン
最近『ドラゴンクエストXI』が発表されたばかりだが、そのゲームデザイナーとして世界的に有名な、堀井雄二氏の直筆スライム付きサインも飾られている。
食堂を紹介する記事なのに、料理じゃなくサインの紹介ばかりしている気がするが、それほど凄いゲームの聖地、いわゆるサンクチュアリなのだ。神、いわゆるゴッド。
・場所の情報はいっさいナシ
気になるのは食堂の場所だが、いっさい公開できない。所在地はいっさい明かされず、グルメサイト『食べログ』にも情報はナシ。TwitterでもFacebookでも、そしてGoogle検索を駆使したとしても、場所の情報はいっさい出てこない。
・店の発見はムリ
しかも「事実上の完全会員制」で、場所を知らない人が行きたい場合は、一度行ったことがある人に同行しなくてはならない。店を見つけること自体が、ほぼムリなのである。
・絶対に見つけることはできない
『ゼルダの伝説1』の隠し階段を探すように、ひとつひとつビルの壁を押したところで見つけることはできない。『MOTHER』のように助走をつけてワープしようとしても、この食堂にはたどり着けない。ファミコンの『テニス』を使って『スーパーマリオブラザーズ』の256面に入ろうとしても、バグ技ではこの食堂には入れない。
・料理は心温まる癒やしの味
この食堂は、かつて任天堂でスーパーマリオクラブ(ゲーム評価チーム)を担当し、のちに株式会社猿楽庁の長官となった橋本氏が営業している食堂。料理は心温まる癒やしの味で、「実家のカーチャンの味がした」という人がいるほど。店名は『84』(はし)である。
・プレイステーション系のゲーム
店内に飾られているものは、ほとんどが任天堂関係のサインやグッズだが、ひとつだけ、プレイステーション系のゲームが飾られている。『ICO』である。良いゲームはハードを越えてリスペクト! ということだろうか?
・橋本長官がみずから作る!!
この食堂でオススメの料理が、肉じゃが、おかんバーグ(ハンバーグ)、ちょーかんのだし巻きたまごである。特にだし巻きたまごは、橋本長官がみずから作る、渾身の傑作。いくつかおかずを注文して「定食のもと」(ご飯と味噌汁と漬物のセット)をオーダーすると、まさに実家で母親の料理を食べているかのような気分に。
・ときどきレアな料理
食べられる料理は日によって違い、遅い時間に行くと売切れている場合もある。ときどきレアな料理も用意されているので、頻繁に通って『84』の料理を食べまくっているゲーム業界人もいるそうだ。
・第一旭ラーメン
ちなみに『84』では、東京で唯一、『本家 第一旭 たかばし店』公認のラーメンを提供している。
その名も『第1/2旭ラーメン』といい、その味は京都の味そのもの。これもまた、グルメマニアの心をくすぐるメニューのひとつである。
・行きたい人はどうすればいい?
どうしても『84』に行きたいという人は、周囲にいるグルメな人に聞いてみるといいかもしれない。特にゲーム業界の常連が多いので、その業界にいる人に聞いてみるのもアリかもしれない。ここに一度でも行ったことがある人ならば、連れてきてもらうことができるだろう。
・店舗データ
店名: 『84』(はし)
住所: 秘密
時間: 秘密
休日: 秘密
https://youtu.be/L3mDUPNtfi4
もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/08/10/84hashi/
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