どこでも吸えるタバコ『葉巻 TaEco -タエコ-』

JR東日本は首都圏の駅から喫煙所を撤去、4月1日より駅のホームを“全面禁煙”としました。神奈川県では罰則を設けた『公共的施設における受動喫煙防止条例』が可決、こちらも4月1日より、公共性の高い施設では喫煙所以外は“全面禁煙”となりました。このような“タバコ規制”は世界的に広がりを見せており、喫煙が許される場所は日に日に狭まっているといっても過言ではありません。ということであれば愛煙家に与えられた選択肢は2つ。許された場所で喫煙するか、禁煙するかです。

しかし近年、そんな世界規模で肩身が狭まっている愛煙家の皆さんに、吉報とも言える第3の選択肢がもたらされました。それがどこでも吸えるタバコ『電子タバコ』です。このタバコ、専用のカートリッジ内に入った水を電力を使って霧状にし、それを煙の変わりに吸い込みます。火を使わないために先端から煙が出ることもなく、健康を害することもないとされているため、愛煙家の中で静かな盛り上がりをみせているのです。

電子タバコの多くは一般的なタバコと同じような形状をしているのですが、今回紹介する商品『葉巻 TaEco -タエコ-』はまさしく葉巻。その大きさ、重量感、存在感ともに威厳のようなものすら感じさせます。フルーツやコーヒー、チョコレートなど様々なフレーバーが用意されている電子タバコに比べ、味もマイルドセブン風味のみの一本勝負。硬派な電子タバコと言えるでしょう。

早速、喫煙経験者で現在は禁煙している編集部の1人に、この電子タバコ『葉巻 TaEco -タエコ-』を吸ってもらいました。味は若干ですが甘みを感じるとのことで、たばこを吸う際のイガイガ感のようなものはないとのこと。「吸った煙を口に含むようにしてから吐き出すと、煙がたくさん出て楽しい」と年甲斐もなくおおはしゃぎです。「確かに、副流煙も出ないので周りの人にも迷惑はかけない」と感心した様子も。
それだけではもの足りないので、喫煙経験がない人にも体験してもらいました。感想は「煙を出すってこんな感じなんだ」「たばこと違って甘い臭いがする」「キャバクラのお姉ちゃんと話しをする時のネタになるね」など様々。中には「加湿器に口つけて蒸気を吸ってる感じ?」などという人もいましたが、いえいえ、その“感じ”を体験した人はあまりいないのでは……。

世界的な健康志向も相まって、禁煙化は加速的に進んでいます。家庭内では換気扇の下でタバコを吸うお父さん。非喫煙者の恋人から「口が臭い」などと言われてしまった人。健康のことを考えると禁煙しておきたい! なんて方も、一度試してみる価値はあるかもしれません。
もちろん「面白そうだから話の種に1つ」なんて目的でもいいでしょうね。

電子タバコ TaEco 専門ショップ http://www.8sys.net/
 
 

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