クリエイターさんのご協力を! 避難所にいる『女性と子供やお年寄り』を守るプロジェクト

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避難所にいる『女性と子供やお年寄り』を守るプロジェクト

災害時には、性暴力が起きる可能性が高まります。被害者は女性や子供たち。そういうことが起きないようにしよう、女性と子供たちを守ろう、ということで立ち上がったのが「Mission for Creators and artists ~避難所にいる『女性と子供やお年寄り』を守るプロジェクト~」です。

プロジェクトページはこちら(フェイスブックのページです)
http://www.facebook.com/creativeworkfor311

具体的には、避難所に注意書き(コピー)や、ポスターを掲示することで、避難所の人達の注意を喚起し抑止力としようという活動です。女性と子供のみならず、そういう人達を守る立場である男性にも注意喚起するようなものがよいとのこと。

以下は現地のお医師さんから挙がってきている注意してほしい点の一覧です。

●トイレに行くときも、外に遊びに行くときも、常に誰かが一緒でないといけません
●みんなで遊ぶ、一人でうろうろしていたら声かけをする、怪しい人が近づいたら知らせる
●自分たちは自分たちで守る
●どこかに行く時には一言知らせる
●昼間でも人気のないところで遊ばない
●女性や子供は一人でトイレに行かない

これらを拡散、周知するためのアイデアを募集すると共に、人の記憶に残るようなコピーやクリエティブ、ポスターの作成にご協力お願いします、とのことです。

もしこれを読んでいるあなたがコピーやイラスト、デザインをできるのであれば、協力してみてはいかがでしょうか?

こどもを1人でトイレに行かせてはダメ!

プロジェクトページより:
今、被災地には多くの女性や子どもたちやお年寄りが避難されています。皆さんは肉体的にも精神的にも弱く、中には今まで一緒に生活をしていた家族を失い、身寄りの無い中で毎日を送っている方もいらっしゃいます。人通りの少ない街はもちろん、夜、まだまだ灯りがともらない避難所も多いと聞いております。みんなでちょっとした一言、ちょっとした注意を促す事……しませんか。
(一部読みやすく改変しました)


※ガジェット通信では今回の大型地震に関する情報・動画・写真・原稿などの提供をお待ちしております。

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深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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