夏に活躍!?“太陽光”で文字やイラストを刻印できるデバイスが面白い
夏真っ盛りのこの季節。毎日強い日差しにウンザリ…なんて人も多いかもしれない。
この“日光”を活用し、刻印機として用いようという試みが、資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを実施している「Febo」である。
・板、コルク、革に、刻印ができるハンディデバイス
太陽光の下であれば、木、革、コルク、合板など、さまざまな素材に刻印ができるハンディデバイスだ。
「Febo」の本体は、拡大鏡部分と、円形の持ち手部分から成る。この持ち手部分はナチュラルな風合いの木でできていて、片手で持つのにピッタリのデザインになっている。
・シンプルな使用手順
使い方はいたってシンプル。まず、刻印したい素材に、鉛筆を使って、好きな文字やイラストなどを手書きで描く。
次に、ユーザーはサングラスを着用する。そして描いた素材に対し、直角になるように「Febo」をセット。
安全フィルターを取り外すと、すぐにレンズが太陽光を吸収し、光線を集めて、素材の上に照射を開始。
あとは描いたラインに沿って、照射に合わせて少しずつ移動させていくだけ。
その日の天気や太陽光線の強さ、手書きラインの濃さなどによって、刻印の風合いはさまざまに変化する。その均一でない感じが、手作りの味わいともいえるだろう。
・専用の型抜きステンシルも用意
ちなみに、「手書きはちょっと苦手…」という人のために、あらかじめ文字や模様などがくり抜かれてたステンシル型紙のセットも用意されているのでご安心を。
・インクも電池も不要、エコなデバイス
もちろん、太陽光という自然のクリーンエネルギーを用いているので、インクはもとより電池要らずで、経済的かつ環境にも影響を与えない。
・早くも目標額の3倍超の投資資金
目標額8000ドルに対し、すでに3万1000ドルの資金を集めている大人気の「Febo」。興味がある人は、Kickstarterをチェックしてみては。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。