ITを活用して栽培した高級メロン「i MELON」とアップサイクルメロンリキュールが新登場


大和コンピューターは、IT活用による品質安定・作業効率を追求しながら栽培した高級メロンブランド「i MELON(アイメロン)」を設立。自社農園で栽培するメロンの最上位グレードを「i MELON」として、3月3日(月)よりECサイトにて限定100玉を販売している。

「農業×IT」で日本の農業が抱える課題を解決

大和コンピューターは、2008年より「日本の農業を強くしたい」「日本の食を支えたい」という想いから農業に関する活動をスタート。現在は、静岡県と滋賀県の自社農園でメロンとトマトを栽培している。自社の強みであるシステム開発を活用し、「農業×IT」で日本の農業が抱える課題を解決していくことを目指している。

また、農業分野に進出したい企業や新たに農業を始める農家へのコンサルティングも手掛ける。日本の農業が抱える課題を解決し、持続可能な社会を目指すなかで、ソーシャルグッドであるアップサイクルへの取り組みを加速するとともに、最先端技術を活用したスマート農業に積極的にチャレンジしている。

自社開発したITサービスを駆使して栽培


大和コンピューターは、自社で開発した作業管理・潅水制御のITサービスを駆使することで、生産物の品質安定化と作業効率化を図っている。同社が栽培するメロンは、1本の木から1果のみを育てることで高品質を維持し、14度以上の糖度を確保。交配日別に収穫することで糖度を確保し、品質を安定化し、温室ハウス栽培により年中出荷する体制も整えている。

メロンは、高貴な香りと上品な美味しさで、その中でも最上位グレードを「i MELON」として認定し、2025年は年間100個限定の販売を予定している。「i MELON」は、約1.5kg~1.8kg/8,800円(税込)。無くなり次第終了となるので、興味のある人は早めに手に入れよう。

養液栽培を採用し環境負荷を最小限に抑える

「i MELON」の“i”には、「愛」「私」「Internet」「inspire(刺激する)」といった意味が込められており、様々な側面からメロン×ITの愛を感じてほしいと考えているそう。

栽培手法は、重労働作業である土耕栽培ではなく、自動的に液肥を追加できる養液栽培を採用。養液栽培の活用により、新規就農人口減少を食い止めるとともに、持続可能な農業を実現するため環境への負荷を最小限に抑える取り組みを行っている。これに加え、温室ハウスの温湿度やメロンの成長度合いをITで管理制御している。

規格外品をアップサイクルしたメロンリキュール


また、糖度が高く美味しく食べることができるにも関わらず、外観に傷があることで販売先が見つからず廃棄してしまう規格外品メロンをアップサイクルしたメロンリキュール「月とメロン」も同時に販売。廃棄ロスの削減と新たな価値創造を実現し、持続可能な世の中を目指していく。

「月とメロン」は、メロンのフレッシュな香りと豊かな味わいで、新しい味覚体験を提供。仕事終わりに家のベランダから月を見ながら、甘いメロンリキュールを飲んで、疲れた身体を癒してほしいという想いから、「月とメロン」というネーミングにしたという。

大和コンピューターは、新高級メロンブランド「i MELON」とアップサイクルメロンリキュール「月とメロン」を通じて、持続可能な農業の実現と、規格外品の利活用という意義のあるプロジェクトからより良い未来を創造していくことを目指している。

ITを活用して栽培した高級メロンの新ブランド「i MELON」や、アップサイクルから生まれたメロンリキュール「月とメロン」を手に入れて味わってみては。

i MELON ECサイト:https://imelon.base.shop

大和コンピューター 農業コラム「ROOTS INFO」:https://www.daiwa-computer.co.jp/colum_tax/agriculture
大和コンピューター 農業事業紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=BHLn75Wb-Yk

(山本えり)

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