GLAYやドラゴンボールとコラボも 「リアル宝探しゲーム」を体験
近年、人気を集めている体験型のイベント「リアル○○ゲーム」。その中でも注目されているのが、2001年にスタートし、2014年度は年間160万人を動員したリアル宝探しゲーム「タカラッシュ!」だ。
RUSH JAPAN株式会社が運営するこのイベントは、地図や謎を片手に宝のありかを探すというもので、たとえばこの夏にはロックバンドのGLAYやテレビアニメ「ドラゴンボール超」、子どもから大人気の「妖怪ウォッチ」などとコラボレーションし、話題を呼んでいる。
この「リアル宝探しゲーム」、謎が解けたときの爽快感や宝に辿りついたときの達成感は、実際にやってみないと分からないもの。でも、ちょっとやってみたいけれど、一歩が踏み出せない……という人にはこんな一冊がある。
「タカラッシュ!」のオフィシャルブック『BOOK版リアル宝探し 謎いっぱいの不思議な本』(扶桑社/刊)だ。
本書には、謎解きを体験できる力だめし問題20問や、これまでのイベント公演をそのまま体験できる「イベント追体験」問題2問などが収録されており、一人でじっくり謎に取り組んだり、家族や友だち同士で協力し合ってプレイしたりすることができる。
筆者はさっそく「謎体験ドリル」に挑戦してみたが、難易度が高い印象だ。すぐに解ける問題もあるのだが、難しい問題は頭をどうひねっても解けないのだ。
とりわけ、「謎体験ドリル」のうち10問は「知識問題」となっていて、一枚の絵の情報からインターネット検索を駆使して答えを導き出すのだが、これが難しい。
分からなければインターネットで検索をして、答えに辿りついてもいい。これが通常のクイズと大きく違う点だ。もちろん、インターネットの検索だけで解けるかというと、そういうわけでもなく、「ひらめき」がないと答えには辿りつかない。でも、「ひらめき」だけではなく、「知識」や「行動力(検索力)」も問われるところが、この宝探しクイズの大きな特徴であり、面白さなのだ。
初めてリアル宝探しゲームに出かけようとしている人も、すでに何度も参加している人も、楽しむことができる本書。この夏も全国各地でイベントが行われているので、参加して思い切り謎解きを楽しみつつ、家の中でも頭をフル回転させてみてはいかがだろう。
(新刊JP編集部)
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