『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でサラ・コナーを熱演! エミリア・クラークインタビュー「オタク男子に感謝!」
SFアクション映画の金字塔『ターミネーター』シリーズ。日本公開から30周年を迎え、現在新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が大ヒット公開中です。
『ターミネーター』と言えば、男子諸君的が気になるのは、最強の女戦士サラ・コナーの存在では無いでしょうか? 美しく、強く、そして物語を大きく展開する、シリーズの超重要人物です。
本作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でサラ・コナーを演じるのは、イギリス出身の28歳、エミリア・クラーク。劇中では小柄な体つきながら、シュワルツェネッガー演じる「T-800」と激しいアクションに挑戦しています。「ガジェット通信」ではエミリアにインタビューを敢行! 映画について、自身の演技感について、色々とお話を伺ってきました。
―今回サラ・コナーという大役に抜擢された、率直な感想を教えてください。
エミリア・クラーク:1と2は子供の頃から何度も何度も観てきたので、「サラ・コナー」という人物がどういう人物かという強いイメージはありました。でも、今回のサラ・コナーはこれまでと全然違うキャラクターで。だからみんなの期待に応えようと、銃を扱った事が無かったのでそのトレーニングと、肉体作りをスタートしたの。
―自分のどういう部分がサラ・コナーにふさわしいと思われたと、ご自身では考えますか?
エミリア・クラーク:私が『ゲーム・オブ・スローンズ』(ドラマシリーズ)の中で、強い中で繊細さがあるキャラクターを演じていたからじゃないかと思うわ。その強さと繊細さのバランスが、本作のサラ・コナーにとって一番重要だと思ったから。まだ若くて人生経験が少なくて、これから成長するというキャラクターが私に合うと思ってくれたんじゃないのかしら。
―プレッシャーも相当感じたのでは?
エミリア・クラーク:もちろん、そうね。でもそういう時はあまり先を見ないで、一歩一歩今やる事にだけ集中するの。先の事を考えなければなんとかなるものだと思っているの(笑)。
―「ガジェット通信」がギークというか、ナードというか、そういった読者が多くて。ちょっとオタクな男性って、サラ・コナーの様な強い女性が大好きなんですよね。
エミリア・クラーク:ワア、彼らのおかげで私は生活出来てるのよ、ありがとう(笑)。
―そんな反応をしていただけて光栄です! そんな男性達に強くなる為のアドバイスをするとしたら?
エミリア・クラーク:う〜ん(笑)。一言、「自分の中のシュワルツェネッガーを磨け!」ってことかしら!
―エミリアさん自身は自分を強い女性だと思いますか?
エミリア・クラーク:私自身は強い女性になりたいと思って努力はしているんだけど、まだそんなに強く無いと思うわ。「強さ」と一言で言っても、色々な強さがあると思う。サラ・コナーは人類を救う為に頑張っている強さがあるけど、実際の生活でそんな出来事が無かったとしても強い女性はたくさんいますよね。
例えば、私の隣に住んでいる女性は自分の子供が病気になった時に、知恵を使って問題を解決していたけど、それも強さの一つだと思う。だから、女性は見栄をはったり無理をするんじゃなくて、自分の性格や資質を理解する事が必要ね。女性らしさも強さの一つ、たまにはジョークを言う余裕も大事!
―すごく参考になります! 今日はありがとうございました!
【独占】『ターミネーター』シリーズ史上最大・桁違いのスケール! 迫力の未来戦争バトルシーン
https://getnews.jp/archives/1047774 [リンク]
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