選ばれし佐藤が集結したミスコン「MISS-SATO」決勝レポ! 次回はミス鈴木

選ばれし佐藤が集結したミスコン「MISS-SATO」決勝レポ! 次回はミス鈴木

「MISS-SATO」ファイナリストの7名
7月4日、東京・渋谷にある青山学院大学の青山キャンパスにて、職業や年齢、プロアマ問わず、苗字が「佐藤」の女性であれば誰もが参加できる「佐藤さんがいる生活」をコンセプトにした、日本一可愛い佐藤さんを決めるミスコン「MISS-SATO」が開催されました。

事前に行われた1次審査では、公式WebサイトでのWeb投票のほか、DeNAが運営するライブ配信サイト・SHOWROOMとのタイアップ企画として、同サイトでのランキング上位者が決勝に進めるSHOWROOM予選も実施されました。

そして、応募総数約300名の中から選ばれたファイナリスト7名が、決勝大会の会場である青山学院大学に集結。

会場では、7人のキュートな佐藤さんたちが「佐藤さんがいる生活」をコンセプトに、告白シーンや日常生活を妄想させるシチュエーション審査、リアルな部屋着やエプロン姿でのファッションショー、得意料理を調理して披露するPR動画の上映などが行われました。

さらに参加者が一番大切な「佐藤さん」へ感謝のメッセージを読み上げるコーナーでは、会場が感動に包まれるシーンも。

今回は、そんな胸きゅんと感動の詰まった史上初の佐藤さん限定ミスコン「MISS-SATO」の様子をレポートしていきます!

「佐藤さん」だらけ、前代未聞のコンテストがスタート!

コンテスト当日はあいにくの雨模様……。しかし、会場である青山学院大学内の本多記念国際会議場には、学生や一般の方々、メディア関係者などが多数来場したほか、開催の模様はツイキャスやニコニコ生放送でも生配信され、会場に来られなかった人もリアルタイムでコンテストを楽しめるようになっていました。

ミスコンがスタートすると、オープニングゲストとしてモデルやタレントとして活躍する佐藤かよさんが登場。「佐藤と聞いたら可愛いと連想するくらい、佐藤のイメージをあげてほしい」と、同じ佐藤として激励のコメントを寄せていました。

続いてファイナリスト7名の佐藤さんたちが続々とランウェイに姿を現すと、客席からは声援が上がります。佐藤さんたちは少し緊張の色を見せながらも、笑顔で手を振りながら応えるなど、堂々とした様子で入場していました。

日本一かわいい佐藤さんを決める「MISS-SATO」に入る前に、ステージでは、そのまま事前に学内で行われていた日本一かっこいい佐藤さんを決めるコンテスト「MISTER-SATO」の表彰へと移ります。

グランプリに輝いたのは、25歳ペルー出身の佐藤ジャンカルロさん! 準グランプリは24歳の静岡県出身・佐藤悠紀さんが獲得し、佐藤かよさんからそれぞれ金と銀の表札が授与されました。

いよいよミスコンの審査開始!

いよいよ、目玉となるミスコンの審査が開始。

まずはファイナリストたちによる自己紹介からはじまり、その後参加者自らが考えたシチュエーションをもとに、2人きりの場所で告白する即興の演技と、家の中で「おはよう」と「おやすみ」を伝える演技の2パターンによる、シチュエーション審査が行われました。

ほかにも、参加者が自前の部屋着やエプロンに着替えてランウェイを歩くファッションショーや、自宅で手料理をつくる様子を撮影した動画を上映する「佐藤家の食卓」など、観客や審査員に佐藤さんとの日常生活を疑似体験させるような企画を実施。ドキドキするようなシーンでは時折歓声があがり、調理シーンでは笑いが起こるような場面も見られました。

最初に登場したのは、エントリーNO.1の佐藤多恵(26)さん。宮城県の中でもかなり田舎の出身だという多恵さんは、家の農業を手伝いながら、シンガーソングライターとして活動している農業系アーティストです。

ステージでは、時折宮城弁を交えながら、田舎の風景を想像させる独特の演技を披露したほか、動画上映では、自宅にある畑でとれた玉ねぎを使った「トマトチキンカレー」を調理するなど、農業系女子の魅力をアピール。思わず「あぁ……おらも田舎に帰りてぇ」と思わせる地元感溢れる演技が光っていました。

エントリーNO.2は、愛知県出身の佐藤瞳さん。保育士をしながらサロンモデルもこなしている瞳さんは、女の子らしい甘い声が特徴的。ちなみに年齢はひみつです。

シチュエーション審査では、男心をくすぐる台詞を連発し、調理動画でも赤みそで牛スジを煮込んだ名古屋名物「どて煮」を披露するなど、女性らしい面をアピールします。その甘え上手な一面に、母から男性への上手な甘え方を学び忘れた筆者も思わず「勉強になります!」という気持ちにさせられました。

続いてエントリーNO.3は、宮城県出身の佐藤麻衣(21)さん。麻衣さんは学校の先生を目指す現役女子大生で、地元宮城では広告モデルとしても活動しているそう。

ステージでは、あまり笑顔を見せないクールビューティといった様子で、男性らしいサバサバした演技を披露したほか、目鼻立ちがはっきりしているせいか「薄い苗字のわりに濃い顔だね」と言われるという悩みも暴露。しかし、冷たくしたあとには甘える「ツンデレ」な一面も見せ、まさしくギャップ萌えの魅力で観客の心を掴んでいました。

エントリーNo.4には、ファイナリストの中で最年少の19歳・佐藤真衣さんが登場。から揚げが大好きという真衣さんですが、166cmの長身と抜群のスタイルを披露し、オーディエンスの注目を集めます。

シチュエーション審査では、一生懸命気持ちを伝える様子や、学生時代を思い出してしまうような甘酸っぱいシーンを思わせる演技でアピール。調理動画では、最近流行りの保存容器・メイソンジャーを使って作った卵料理・エッグスラットとミネストローネを披露。満面の笑顔と天真爛漫な雰囲気で、会場を盛り上げていました。

エントリーNO.5はエステサロンに勤務している天然系女子の佐藤美奈(24)さん。部屋着ファッションショーでは、大人のデザートをコンセプトにしたジェラートピケのようなふわもこ衣装を身につけ、長めの袖から指先をチラ見せする「萌え袖」姿でステージに登場。筆者も「可愛い過ぎるやろ」以外の言葉が見つかりません……。

そんな美奈さんの「佐藤家の食卓」では、材料をそのままグリルや鍋に突っ込むと、なぜか料理ができあがっているという、3分クッキングも驚きの高速調理動画を公開。「うちのキッチンでは勝手に料理が出来上がるんです(?)」という謎のアピールも飛び出しましたが、果たしてこれはどういう判断が下されるのか……。

エントリーNO.6は、落ち着いた雰囲気の佐藤由理(28)さん。大人っぽい見た目とは対照的に、ぎこちない演技が会場をきゅんとさせます。フリートークでは「藤の字の画数が多くて書きにくい」というエピソードを披露。周りの参加者も思わずうなずくなど、佐藤さん納得の「あるある」だったようです。

最後にNO.7としてエントリーしたのは、SHOWROOM予選を勝ち抜いた佐藤ゆん(20)さん。ボーカロイドが好きで、ニコニコ動画に「踊ってみた動画」を投稿しているゆんさんは、シチュエーション審査で抜群の演技力を披露していました。

「あまり料理が得意じゃない」というゆんさんの調理動画では、ピーマンをたっぷり使った(なぜかピーマンを同時に6個持つという一発芸も披露)オムライスをつくる様子を公開。ぎこちないながらも、ケチャップで名前を書くという定番の技で締めていました。

それぞれのアピール企画が終了したあとは、参加者全員が自身の父親や母親、兄弟など、家族に対して感謝のメッセージを伝える「一番大切な佐藤さんへメッセージ」というミスコンでは珍しい感動企画も実施。

参加者たちが涙を流しながら手紙を朗読する様子に、会場内も大きな感動に包まれます。「佐藤の家に生まれてきて良かった」という参加者のメッセージに、思わず目頭が熱くなりました……!

いよいよ結果発表へ……

こうしてすべての企画が終わり、いよいよ投票と結果発表へ! まずは、各協賛企業から選出された企業賞がそれぞれ発表されます。

SHOWROOM賞と清涼飲料メーカー・サーフビレッジ賞には佐藤ゆんさん。日本化粧品検定協会代表の小西さやか賞には、佐藤美奈さん。化粧品販売会社のペレ・グレイス賞には、佐藤多恵さん・佐藤瞳さん・佐藤美奈さんの3名が選ばれました。

また、ピリカインターナショナルジャパンの代表取締役社長・佐藤祐一賞とSNSアプリ・Catchboard賞には佐藤由理さんが選ばれ、受賞者にはそれぞれ各企業の販売商品などがプレゼントされました。

発表は、そのまま準グランプリとグランプリへと移ります。

準グランプリに輝いたのは……

最年少の元気っ子・佐藤真衣さん!

賞品として、銀でできた「佐藤」の表札を受け取ります。受賞後、真衣さんにお話をうかがいました。

──準優勝という結果でしたが、いかがですか?

真衣 悔しいですが、ここまで支えてくれたみんなに本当に感謝しています。ありがとうございます!

──佐藤の良いところや、アピールポイントはどんなところですか?

真衣 やっぱり親しみやすさですね! たくさん佐藤がいるので、親しみを持って接してもらえるところだと思います。

真衣さんは、グランプリを逃した悔しさを滲ませながらも、終始満面の笑みで答えてくれました。

そして栄えあるグランプリ・MISS-SATOに選ばれたのは……

宮城県出身の大学4年生・佐藤麻衣さん!!

なんと「Wまい」さんが1位と2位を獲得するという結果となりました。麻衣さんには金の表札が贈呈され、予想以上の重みに驚きながらも、「これを飾っている家が私の家です」と喜びを語りました。さらにグランプリには、副賞としてサトウのご飯1年分が贈られました。

発表後、麻衣さんにグランプリを受賞しての感想をうかがいました。

──日本一の佐藤さんに輝いたお気持ちはいかがでしょうか?

麻衣 とりあえず、どうやってサトウのご飯を持って帰ろうかなって考えてます(笑)。家族とか、投票してくれた人たちに配ろうと思います!

──理想の佐藤像はありますか?

麻衣 苗字は地味なんですけど、佐藤と聞いてこの人かって思ってもらえるようになりたいです。

今後2人は、映像コンテンツや各種メディア出演も行う予定とのこと。これからの活躍が楽しみですね!

気になる今後の開催は?

コンテスト終了後、審査委員長であり、本企画を主催した青山学院大学Webデザイン&プログラミングサークル・PIXELの代表をつとめる小野祥吾さんにお話をうかがいました。

──コンテスト開催にあたって、周りの反響はいかがでしたか?

小野 名前がみんな佐藤さんという点から、想像以上にバカバカしくておもしろいと言ってくれる方が多くて、これは全く予想していなかった反響でした。

──審査はどのような基準で行われたんでしょうか?

小野 コンセプトが「佐藤さんがいる生活」ということで、今回グランプリを受賞された佐藤麻衣さんは、生活している姿が一番イメージしやすかったり、その生活が一番楽しそうだったのかなと思います。

──今後も開催していく予定は?

小野 次回は「鈴木さん」で開催することを予定しています。直近では、今月中に「佐藤さんの公式ライバル募集」という位置づけで、「加藤さん」や「武藤さん」の投票をWeb上で行い、ミス佐藤の公式ライバルが生まれるような企画ができたらと思っています。

全員「佐藤さん」という共通点を持ちながらも、それぞれが個性豊かな一面を見せてくれた今回のミスコン。同じ苗字であれば誰でも参加可能というユニークなコンテストとなりましたが、同時に、参加者が自分の名前に改めて誇りを感じる機会にもなったようです。

今後は佐藤さんに続いて「鈴木さん」や「高橋さん」限定のミスコンを開催することが決まっているそうなので、該当するみなさんはぜひチェックしてみてください!

引用元

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