怪獣絵師 開田裕治、初のガンダム画集! ボックスアートの歴史がここに

怪獣絵師 開田裕治、初のガンダム画集! ボックスアートの歴史がここに

『開田裕治画集ガンダム編』表紙
「怪獣絵師」の異名をもつイラストレーター・開田裕治さんの画集『開田裕治画集ガンダム編』が、7月27日(月)に出版社・大日本絵画から刊行される。価格は4,212円(税込)。

本作は、これまで怪獣やゲームイラストに関する画集を多数刊行してきた開田さんにとって初の「機動戦士ガンダム」シリーズから厳選された作品集。すべてのアナログとデジタル作品の画質調整が、開田さん本人の手によって行われている。

プラモデルの箱絵を多く手がけてきた開田さんだが、本書では箱絵以外にも、ノベルティに使用されたあまり目にすることのない作品も収録されるという。

怪獣イラストの巨匠が描くモビルスーツ

開田裕治さんは、これまで「ウルトラマン」シリーズといった特撮ドラマを中心に、雑誌『宇宙船』の表紙や、トレーディングカードゲーム『モンスター・コレクションTCG』のイラストを手がけるなど、幅広い活躍で人気を博すイラストレーター。

1997年には、優秀なSF作品に送られる星雲賞をアート部門で受賞するなど、各方面から称賛の声をあつめている。

「機動戦士ガンダム」シリーズ関連では、約100点に及ぶプラモデルの箱絵を描いており、箱絵のアート性を高めてきた第一人者だ。

また「ウルトラマン」シリーズや「ゴジラ」「ガメラ」などの特撮作品におけるポスターやビジュアルイラストでは、多数の怪獣を描き下ろし、怪獣絵師の通称でも知られている。

今回の画集では、繊細かつ、迫力のあるイラストで、長年にわたり根強い人気をもつ開田さんの魅力が凝縮された、見逃すことのできない一冊となりそうだ。

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