一瞬でヴィンテージの味わいに!?超音波でワインの風味を豊かにするデバイス
気温も上がり、お酒が美味しい季節。自宅で手軽にビールを醸造するデバイスは、以前取り上げているので、今回は、そのワイン版をご紹介したいと思う。
特許取得済みの特殊技術を用いて開発した、「Sonic Decanter」。
超音波エネルギーによってワインの分子と化学構造を変換し、味や香り、口当たりまで改善してしまうという、ワイン愛好家垂涎のデバイスだ。
・超音波がもたらす分子特性の変化に着目
ワインの熟成プロセスは、本来とても時間がかかるもの。
じっくり寝かせている間に、さまざまな分子の科学反応が起こり、豊潤な味が引き出されたり、香りが増したりする。
それが、超音波エネルギーを適用すると突如、分子が相互作用し、本来持つ特性が変化する傾向があるのだという。
「Sonic Decanter」では、その点に着目。短時間でも、長期間熟成したワインと、匹敵する効果を得ることに成功した。
使い方は、いたってカンタン。ベース部分に2カップの水を注ぎ、ワインのボトルを設置するだけ。あとは、「赤」か「白」のいずれかを選択し、処理が終わるのを待てばいい。
・お得なプレオーダー受け付け中
専用のアプリを使って、個々の味覚に合わせながら、時間調整することも可。
シャルドネやローズなら15分、カベルネ・ソーヴィニョンはおおよそ25分で、ちょうどいい味わいに変換される。ワインの品種ごとに、いろいろ試してみるのも面白い。
ワイン好きの心をくすぐる本製品。現在、プレオーダー受け付け中。定価249ドルのところ、199ドルで購入することができる。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。