机が秘書になる!?世界初の“話す”スマートデスク「ERGO」がスゴイ
クラウド化を進めたり、フリーアドレスにするなど、オフィスを刷新する手段はさまざまだが、これはその最たる例かもしれない。
Indiegogoにて公開中のプロダクト「ERGO」が、それ。世界初の「話すスマートデスク」として、サイトの話題をさらっている。
・パーソナルアシスタントが秘書として活躍
「ERGO」は一見すると、普通のシンプルなワークデスク。だが、実はこのスタイリッシュなボディに、ものスゴイ秘密が隠されている。
一番は何と言っても、机自体が話すこと。人工知能によるパーソナルアシスタントが、デスク下のスピーカーから、懇切丁寧にガイダンスする。
このパーソナルアシスタントが、とてつもなく優秀。ユーザーのスケジュール管理からランチのオーダー、室内の温度やライトの調整、BGMのセレクトまで、何でもこなしてくれるのだ。
トラッキングデバイスと連携して、ユーザーの体調管理をすることも可。座りっぱなしで少し動いた方がいいときは、簡単なウォーキングなど、それを解消するに見合う軽い運動方法を提案する。
加えて、オフィス周辺の環境も学習するので、退出時の交通状況確認にも、大いに役立つのだという。
・机の高さ調節は専用アプリで
「ERGO」は、健康の観点から、基本的にスタンディングを推奨しているが、デスクの高さは、パーソナルアシスタントの他、専用アプリでも簡単に調節できる。
開発元いわく、「立ち作業は健康の秘訣」らしいが、座り仕事で慣れている側からすれば、いきなりそれでは、酷というもの。
Apple Watchとも連携しているので、スマホを取り出すのが面倒なときは、手元でちゃちゃっとアジャストしてもいい。
USBチャージャー、ワイヤレスチャージャー、スピーカー、バッグハンガーも設けられた超有能な「ERGO」。プロジェクトは、7月3日まで公開。
目標金額にはすでに到達しているが、資金は現在も受け付け中だ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。