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「そんな就活で大丈夫か?」 就活のプロが説く”一番良いの”

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 就職超氷河期ともいわれる中、いよいよ2012年度の新卒採用選考が本格化。多くの企業でエントリーシート(ES)の提出や面接などの選考が始まっている。ニコニコ動画で2011年2月8日に行われた生放送「ニコ生シューカツ論 ぼくらの就活戦記~採用側のホンネとは?~ 森健×寺澤康介」では、「あなたの就活、それでいいのか!?」と銘打って、「できるかぎり失敗を避ける就活」について考えた。出演は、『ぼくらの就活戦記』などの著書があるフリーライターの森健氏と、採用等の人事支援サービスを行う株式会社HRプロ代表取締役社長の寺澤康介氏の2人。

 昨今の「マニュアル本」では、就活の初めに「自己分析」をすることが推奨されている。しかし、寺澤氏は、「人事担当者は自己分析よりも、まずは会社の人に会いに来て欲しいと思っている」と言い、「OB・OG訪問」が重要だと語る。

「色々な人と会うことで、全人格の自己分析ではなく、仕事を前にしたときに自分が何をしたいとか、何ができる、こういう人がいる会社に入りたい、というのが出てくる」

 というのがその理由だ。また、単なる知識だけではなく、実感としてその会社のことが分かるし、社会人慣れをすることで、面接などで必要な感覚が掴めるという利点もある。

 森氏も「(取材対象で)就活が上手くいった子のほとんどがやっている」と言い、

「OB・OG訪問は取材みたいなもので、質問するためには知識を持った上で、考えなくてはいけない。そうすると関心も高まる。ウェブや紙だけに頼るだと、知識を頭に詰め込むだけで終わってしまう」

と、その効果を説明した。

■「草食系」の時代だからこそ「肉食系」?

 しかし、OB・OG訪問と言っても、行きたい会社にOB・OGがいない人はどうすれば良いのだろうか。まず考えられるのは「戦略的撤退」だ。選考は名目上オープンになっているが、実際には偏差値上位校を「ターゲット」とした採用を行う企業が多い。寺澤氏によれば、HRプロに登録している6000社の内、4割はこうした採用活動をしているという。ターゲットから漏れているからといって採用されないわけではないが、その可能性はあまり高くないため、大手ばかりを受けると「連戦連敗」の効率の悪い就活になってしまう。バランスを考えて、大学の内定実績を調べてみたり、他の学生が知らないような優良な中小企業を探したりと「戦略」を立てることも大切といえる。

 もう1つは、OB・OGに限定せず、その会社の人に積極的にアタックするということ。

「そこまですると、『こいつ本気だな』と思って逆に関心を持ってくれる。企業の人は忙しいと言っても、30分とか1時間ぐらいどこかで会ってくれる。実際に、ターゲット校以外から採用された人もいる」(森氏)

 寺澤氏によれば、8割の学生が人に会う活動をしていないそうだが、企業は人事に頼んでみたり説明会で残って社員と話したりといった「突破するエネルギー」を持った学生に好意的だという。多くの学生が「草食」になっているからこそ、積極的な行動を起こすことで、活路を開けるかも知れない。

ニコ生シューカツ論 ぼくらの就活戦記~採用側のホンネとは?~ 森健×寺澤康介
http://live.nicovideo.jp/watch/lv39405853
(番組はタイムシフト機能で2011年2月15日まで視聴できる)

(野吟りん)

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