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「社畜」を見分ける新しい面接手法? 見当違いの「素直さ」求める会社がある

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企業の採用担当者は、交流会を開いてさまざまな情報交換をすることがあります。各社の採用状況など貴重な話を聞けることもありますが、逆に想像もしなかった選考方法がなされていることを知って驚愕することもあります。

以前とある会社の採用担当者とお会いした時に、そこで実践されている「素直な人かどうかを見分ける手法」を教えてもらいました。ただ、その内容が正直なところ、私には全く理解できなかったのです。(文:河合浩司)
面接途中で「両手を横に伸ばして。上に上げて」

この会社では、一次選考では集団面接、二次面接では個人面接をします。そして個人面接の途中で、面接担当者はある「指示」をするのだそうです。

「では、そこで両手を横に伸ばしてください。上に上げてください。はい、下してください。次はその場で立ってください。お座りください」

面接の途中での、いきなりなこの指示。ほとんどの就活生が困惑するはず。しかし、なぜか楽しそうに笑顔のまま、素直に指示に従える就活生がいるそうです。

私からすると、「しょうもない人事に付き合ってくれるなんて、なんて人間ができた学生さんだ」と思えてなりません。もしくは本当に何も考えていない人なのかもしれませんが…。

ただ、この会社は、楽しそうに指示に従う人たちを「素直さがある」と判断し、合格にしているのだそうです。逆に怪訝な顔をしたり、警戒したりしながら指示に従う就活生を「素直さがない」と判断し、落としているのだとか。
落とされる就活生は、たまったものではない

おそらく、この会社は「素直さ」を「言われたことを何の疑いもなく実行してくれること」だと解釈しているのでしょう。会社や上司から言われたことを粛々とこなすだけのロボットのような人材を欲しければ、有用な選考方法なのかもしれません。

中には、そういう仕事がしたい人もいますから、お互いに相性が良ければいいのでしょう。確かに、あまり創意工夫を求められない業界であれば、それでもいいのかもしれませんが…。

一応、同じ採用担当者としては、採用ライバルになるわけですが、こんなくだらない理由で「有望かもしれない」人材を落としてくれるのはありがたいことです。

ただ、落とされる就活生からしたら、たまったものではありません。「変な選考を受けたなぁ」という面接で落とされることがあったら、結果をあまり気にせずに就活を続けてください。きっとご縁がつながらなくていい会社なのでしょうから。

あわせてよみたい:採用担当者が斬る「シューカツの迷信」
 

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