【深ヨミ】A.B.C-ZとT.M.Revolution、データから読み取る地域別の影響力

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 5月25日付のBillboard JAPAN週間セールスアルバムチャート“Top Albums”では、A.B.C-Zの2ndアルバム『A.B.Sea Market』が1位を獲得した。そして、2位はT.M.Revolutionの4年ぶり10枚目のアルバム『天』が入った。

 SoundScan JapanによるCDアルバム売上データによると、『A.B.Sea Market』は、3.3万枚。『天』は、2.7万枚を売り上げた。これを見ると両者の差は6000枚。この差は、イーコマースでの売り上げによる差で、店舗ではほぼ同数の1.6万枚を売上げた形だ。

 さらに、SoundScan Japanの都道府県別セールスデータを見てみると、それぞれ特徴のあるセールス動向が見えてくる 。『A.B.Sea Market』は、もっとも売上げた地域は関東で9400枚。そして、近畿の1800枚、中部の1500枚と続いている。関東での売上げが突出して高く、中でも東京だけで4900枚をセールス。A.B.C-Zのファンは、特に東京都に多いことがわかり、東京近辺で大きなセールス力を誇っている。

 一方、『天』がもっとも売上げを伸ばした地域は、『A.B.Sea Market』と同じく関東で6700枚。続いて、近畿の2900枚、中部の2500枚となっている。近畿や中部で販売が伸びた理由として、T.M.Revolution=西川貴教の出身地が滋賀県であり、毎日放送やMBSラジオでレギュラーを持っていることなどが影響していると考えられる。

 『天』の場合は、関東での売り上げは『A.B.Sea Market』に及ばなかったが、近畿や中部、他には四国、九州などで『A.B.Sea Market』よりセールスが上回り、結果両者はほぼ同等の数を店舗で売り上げた。アーティストによってセールス動向は様々で、どの地域でどのアーティスト影響力が強いのかデータから読み取ることが可能だ。

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