狭い駐車場でも大丈夫!バイクサイズに“縮む”スマート自動車とは?

access_time create folderデジタル・IT

EO smart

街中で車を走らせるとき、悩ましいのが駐車場の問題。街の中心部であればあるほど駐車場を確保するのは難しくなり、駐車スペースは狭くなる。

そこでドイツのDFKIロボティック・イノベーション・センターが開発しているのが、車体後部があがることで“縮む”電気自動車「EO Smart Connecting Car 2」。

しかも、ゆくゆくは自動駐車機能も持たせるというスマートカーだ。

・バイク並みに小さくなる!

その最大の特徴がコンパクトさだ。車体はもともと小さいが、後車軸を前にずらして車体の後部を前側に持ち上げることで、さらに長さを80cmほど縮ませることが可能という。

縮ませた状態の車体は1.5mほどとバイク並みに。ちなみに、後部が持ち上がるのに伴い運転座席も高くなるが、快適に運転を続けられるとのこと。

EO smart2

・横移動や回転も

また、面白いのがそれぞれの車輪にモーターがついており、横移動や回転もできること。これなら、行き止まりの狭いスペースでも方向転換したり、駐車したりできる。

すでにプロトタイプはできあがっていて、2人乗りで最高速度は時速65km、1回のフル充電(4時間)で50〜70km走行可能という。

そして現在、チームは自動操縦・駐車機能の開発に取り組んでいる。現在のところ商品化の見通しはまだ立っていないが、都市部を中心にニーズはありそうだ。

DFKIロボティック・イノベーション・センター

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 狭い駐車場でも大丈夫!バイクサイズに“縮む”スマート自動車とは?
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。