家出した息子が漫画家に\(驚)/ サンデー編集部に「真相」を聞いてみた
家出した息子が漫画家になったという父親のブログがインターネットで話題になっている。家出した息子がいつの間にか立派な漫画家に成長していた、という感動話としてももちろんだが、それ以上に盛り上がっているのが、この父親がブログ上で使っている独特の顔文字だ。
息子が家出して早5年がたとうとしています\( おぃ~ )/
息子が漫画家を目指して単身東京へ行き不眠不休で頑張ってきたことはまったく知りません\( 親権放棄 )/
息子の漫画が週間少年ジャンプではなく少年マガジンでもなく少年サンデーに載ります\(ワザトラシイ)/
親は無くとも子は育つとは良く言ったもので、子供は無事生還しました\( ハヤブサ )/
今から楽しみですねー \( ワクワク )/
(引用元:きまぐれ通信)
家出した息子さんは、漫画家の「空詠大智(そらよみだいち)」さん。作品名「揉み払い師」というタイトルで明日1月19日発売の週刊少年サンデーに掲載される。
息子の立派な成長の喜びを語る父親のブログに、ふんだんに使われている独特の顔文字。喜びを表現する顔文字「\(^O^)/」の顔部分に「\(ワクワク)/」のように感情やツッコミを表す文字を入れて使用するようだ。
はてなブックマークやmixiでは、今回のことについてたくさんのコメントが寄せられたが、その多くは「息子さんおめでとう\( 祝 )/」「\(これは流行る)/」と、ブログで使われている顔文字を応用したものばかり。
■息子の空詠大智さん、困惑するも「頑張らねば!」
息子の空詠さんは、自身のブログで、以下のように語っている。
昼間、原稿作業中に睡魔により意識がとび・・床で死んでいた私に担当から電話が・・。「ブログの方が大変になっているよ」と。
アクセス数が1万超えてる?何故?アメンバーの申請も無数に届いてる・・何故??どうやら父親のブログが原因だったようですが・・。
メッセージなどに応援のコメントが書かれていて、本当うれしかったです。メッセージの数々に「原稿、頑張らねば!」と元気をいただけました。本当、ありがとうございました。
(引用:空詠のブログ)
どうやら空詠さんは、今回のことで困惑こそしたものの、今後も漫画家として頑張るという良いきっかけになっているようだ。
■週刊少年サンデー編集部に聞いてみた
では、空詠さんの漫画を掲載をする週刊少年サンデーは、今回のことをどう思っているのか。空詠さんを担当している週刊少年サンデー編集部の鈴木さんに話を聞いてみた。
――現在、空詠先生のお父さんのブログがインターネットで話題になっていることは、知っていますか?
はい、把握しています。編集部の仲間内から話題になっているよと言われて、今回の盛り上がりを知りました。前に空詠先生がWEBで漫画を掲載した時も、同じようにブログに書いていたので、お父さんがブログをやっていること自体は前から知っていて、面白い方だなと思っていました。
――空詠先生が家出して漫画家を目指していることはご存知でしたか?
知っていました。ただ、今のご時世で親の反対を押し切って漫画家を目指す人は、それほど珍しくはないと思います。
――お父さんのブログの顔文字が話題ですが、どう思いますか?
とても面白いと思います。実は今後、漫画の”扉ページ”や”宣伝”に、あの顔文字を使おうという案も出ています(笑)
――空詠先生は今回のことをどう思っているか聞いていますか?
「恥ずかしい」と(笑)
――明日1月19日発売の「週刊少年サンデー」に掲載される空詠先生の「揉み払い師」、見所はどこですか?
見所は「乳揉み」です(笑)
新ジャンル「ファンタ乳」(=ファンタジー+乳)を確立したいと意気込んでいます(笑)
とてもバカバカしい作品なので、ぜひ楽しんで読んで下さい。
【関連サイト】
週刊少年サンデー 小学館の少年漫画誌「週刊少年サンデー」の公式サイト
(丹羽一臣)
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