ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

“住みます芸人”は今……秋田県在住の『ちぇす』に密着<下> 秋田を“スマイル”で盛り上げたい!

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫

秋田県の2代目“住みます芸人”として活動している『ちぇす』を取り上げた記事も今回がラスト。

“住みます芸人”は今……秋田県在住の『ちぇす』に密着<中> コンビ芸人は実家暮らし!
http://rensai.jp/107568 [リンク]

2人は今、どんな想いを抱えているのだろうか?

フリーから吉本へ。もどかしい想いもあれど日々一歩ずつ進んでいるという実感アリ

――本日は立ち見が出るほどの満員御礼でしたが、本当に普段は人が少ないんですか?

若松氏:(今日は)ちょっと多かったですねぇ。

長谷川氏:多かったですねぇ。その日によっては4人ぐらいの時もありましたから。

――“住みます芸人”をやって3年目を迎えましたが、いかがですか?

長谷川氏:ずっと秋田に住んでフリーでお笑い活動をしていましたが、吉本に入ってガラっと色々変化しましたね。長谷川的にはもっと成長したかったのですが、日進月歩で日々少しずつ成長できているかな、という感じです(笑)。

ところで日進月歩ってどういう意味ですか?(編集部注:日々、月々、絶えず進歩していくことです)

若松氏:若松的には仕事をやめて東京とかでお笑い芸人をしようかと思っていたので、吉本へ入れたことで、普段会えない先輩方とあえるなど本当にそれまでではできないような経験をさせていただいていますね。

――お互いに対して「こうして欲しい」という部分はありますか?

若松氏:変に心配症なところがあるので大丈夫なんだよ、って言いたいですね。だいじょぶなんだよ、だいじょぶなんだよってね。

長谷川氏:うるせぇよ。何回言うんだよ(笑)

若松氏:僕は愛(笑)を持って接しているつもりなんですが、彼が時々殺意をもって僕を見る時があるので(苦笑)。仕事全般において彼にはもっと楽しんでもらって、彼との関係をもっと深めて行きたいですね(笑)。

長谷川氏:おっしゃることはわかりますけど、(もっと深めていくのは)無理ですね。

若松氏:無理なんだ(笑)。

長谷川氏:若松さんは自分を天才だという絶対的な自信が高校時代からあるので、そのままでいて欲しいですね。プロの方と相まみえたり面白く無いとか言われて揺らいだりするのも見えますけど、そこはもうバカになってもらって。

カウス師匠や桂三若氏など先輩からの言葉が励みに

――これまでで一番印象に残っているのは?

長谷川氏:本当にいろんなライブが記憶には残ってるんですけれどね。

若松氏:去年の単独ライブは色々いい経験になりましたね。自信満々でやってるつもりだったけどもっと人のアドバイスを聞いたりしてやっていかなきゃ、と。

長谷川氏:クソ真面目だな(笑)

若松氏:え?これこういうインタビューですよね!?今まさに自信が揺らいでますよ!?

長谷川氏:揺らぐなよ(笑)。僕は、『漫才のDENDO』で前説をやらせて頂いた時に、中田カウス師匠が「バランスええなぁ」って言ってくれたんですよ。

長谷川氏:その時、僕はジャケット着てないスタイルだったんですが「ジャケット着ぃ」ってアドバイスしてくれて。あの言葉が糧になって頑張れているなと。上の人からいわれる言葉は嬉しいですね。

若松氏:僕も、三若さんが「若松っちゃんは天才肌だから」って言ってくださることで失いかけていた自信を取り戻せたりね。

長谷川氏:失いかけてたんだ(笑)

2015年は“スマイル”がキーワード。秋田を盛り上げて行きたい

――これからどんな形で活動をしていきたいですか?

長谷川氏:秋田で好かれたいですね。秋田は秋田で盛り上がれるんだぜっていう、秋田はネガティブな風潮もあるのでいい感じで変えて行きたい。

若松氏:全く同感ですね。長谷川さんもネガティブ代表なところがあるので、きっと今の言葉は彼自身が変わりたいという決意なのかなと。

長谷川氏:なななになに?(苦笑)

若松氏:長谷川さんの変化、そして僕へのちょっとした殺意込みで盛り上げていければ。

長谷川氏:殺意込みで盛り上げるってスナイパーじゃないんだから(笑)。


※若松氏のキメポーズ「若松です!」

若松氏:でも本当に、秋田で頑張っている同年代の人たちと秋田を笑顔にしていければいいことなんじゃないかと。


※長谷川氏のキメポーズ「長谷川です!」

長谷川氏:他の芸人さんと違って僕らは実家暮らしなので、損得勘定せずに活動していきたいですね。秋田の温度を上げていきたい。

母校での講演や田植えのオファーも!?

インタビュー中は若松氏の一言一言に不本意そうな表情をしていた長谷川氏。しかし、プライベートでは出不精な若松氏をイベントや交流の場へ引っ張りだすなど、『ちぇす』の広報役やコンビの女房役として言葉や態度通りではない若松氏への想いがあふれているように感じた。

高校時代の出会いと別れ。そしてコンビ結成からの紆余曲折・様々な試練を乗り越えての再結成と一連の話を伺って感じたのは、それこそ“ご縁”にほかならないということ。まさに「似合い似合いの釜の蓋」という2人だからこそ、今の『ちぇす』があるのだろう。

「仕事が無いときほど笑っていきたい」という『ちぇす』の2人。その甲斐あってか2015年は母校での講演や田植えといった、地元へ還元していくような仕事のオファーも来ているという。

今回、『ちぇす』の取材で感じたのは「地元出身ならではの感覚で秋田を理解し、そのうえで秋田を“お笑い”で元気にしたい」というひたむきでストイックな想いだった。

現在、各都道府県で『あなたの街に“住みます”プロジェクト』の“住みます芸人”として活動している他の芸人たちも、きっと同じ想いで試行錯誤しながら活動しているに違いない。

『ちぇす』ワンコインライブは、本日2015年4月22日(水)19時より大町SJK劇場(秋田市大町3-3-45 エステートビル1F)でも開催。2人の“スルメのように後からジワジワ来る笑い”を実感する人が少しでも増えることを祈りたい。

■参照■
・吉本興業株式会社 公式サイト
http://www.yoshimoto.co.jp/
・あきた在住お笑いコンビ 『ちぇす』公式サイト
http://www.chess-akita.jp/
・“住みます芸人”は今……秋田県在住の『ちぇす』に密着<上> トークライブは満員御礼
http://rensai.jp/107568
・“住みます芸人”は今……秋田県在住の『ちぇす』に密着<中> コンビ芸人は実家暮らし!
http://rensai.jp/107572

(C)YOSHIMOTO KOGYO.All rights Reserved.
(C)chess-akita All rights Reserved.

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 北島 要子) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

ガジェ通ウェブライターの記事一覧をみる ▶

記者:

ウェブサイト: http://rensai.jp/

TwitterID: anewsjp

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP