目指すは“音の図書館”!音声版Foursquareの「Recho」が面白そう
今音楽好きの間で話題を呼んでいるのが、デンマーク発の「Recho」というアプリだ。
・位置情報にタグ付けして、音声データを保存
「Recho」は、場所にタグ付けして、音声データを残せるアプリ。データを録音し、同じ位置情報エリアに入ってきた人と、その“地点”に残された音をシェアして楽しめる。いわば、Foursquareの音声版だ。
・使い方も簡単
まず音声を検索したい場合は、コンパスに似た画面から、現在地付近で記録された音声データ“rechoes”をサーチすることができる。カラフルな円のアイコンで示され、およその方角と距離が見やすく表示されている。
もちろん、音声データを録音することも可能で、内容によって、“Story”“Moment”などにカテゴリ化して保存することができる。さらに、ハッシュタグやコメントを付けることもでき、不特定多数の人とシェアしてもよいし、特定のユーザーとだけ共有することも可能だ。
・いずれは“世界の音の図書館”に
アプリがたくさんの人に利用されれば、“音の図書館”のようなデータベースが構築され、世界のバーチャル音声ミュージアムのような役割を果たすようになりそうだ。
例えば、ガイドによる街案内や街頭コンサート、日常の発見やうんちくのようなものまで、“音のタイムカプセル”を発見するようなワクワク感があるだろう。
・音声コンテンツとして商業活用も
今後は個人が楽しむだけでなく、博物館、教育、イベント、旅行分野などに活用できる音声コンテンツとして商業利用することもできるかもしれない。
“音”にフォーカスした、ちょっとユニークなこのアプリはiOS対応。興味がある人はチェックしてみては。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。