開幕間近のプロ野球! 今季注目の“モノノフ”選手は誰だ?

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開幕間近のプロ野球! 今季注目の“モノノフ”選手は誰だ?

 いまやAKBグループに勝るとも劣らない勢いと人気を誇り、時代を驀進中のももいろクローバーZ(ももクロ)。

 この5人組の女性グループを応援するファンのことは「モノノフ」と呼ばれているが、プロ野球選手の中にもモノノフが増殖中だ。

 その筆頭格が田中将大(ヤンキース)だろう。楽天時代には5色のメンバーカラーを配したオフィシャル応援グッズを作成、さらに5色のグラブまで特注するほどの推しっぷり。

テレビ番組での共演も多く親交も深いだけに、ももクロ側もメジャー挑戦を後押しする内容の「My Dear Fellow」をシングルのカップリング曲として制作、それを田中がアメリカでの登板時に流すという「相思相愛」の関係を築いている。

◎球界No.1モノノフは誰だ?

 ただ、田中に関しては、自他共に認めるアイドルDD(誰でも大好き)であり、熱量の差はあれど、AKBグループやハロプロ関連ユニットも応援するなど、決してももクロ一筋ではない。

 そういう意味では、柳田悠岐(ソフトバンク)のモノノフ度は田中を上回っているかもしれない。

 昨年のオールスターでも強烈な一発を放ち、MVPを獲得するなど、走攻守、三拍子揃った大型外野手として大ブレイクを果たした柳田。トリプルスリー(打率3割、本塁打30本、盗塁30個)に最も近い現役選手のひとりに挙げられることも多い。

 そんな柳田も、応援グッズに身を包みライブ参戦する姿をSNSにアップするほどの熱の入れようで、シーズンオフのトークショーでは「ももクロは、いつも全力で礼儀正しく一生懸命。人間の鑑」と話し、もはやリスペクトの対象としている。

 ちなみに、柳田は田中と同い年。野球はもちろん、モノノフとしても意識しており「マー君、どれだけモノノフなのかねぇ?」とテレビ番組で漏らしたほどだ。

◎最近、モノノフをカミングアウトしたあの選手

 最近、モノノフであることをカミングアウトしたのが、今季、復活を期す由規(ヤクルト)だ。

 肩などの故障が重なって、2011年の夏を最後に1軍マウンドから遠ざかっている由規だが、2月22日のオープン戦で2回を投げ1安打無失点。最速151キロを記録し、1軍マウンドに再び登るメドが立ちそうだ。ここまで来るのに丸3年以上。その間の療養やリハビリといった苦しい時期にももクロのDVDを見て元気を補給し、昨年はライブに5回も足を運んだそうだ。

 当時、日本人最速の161キロをマークした豪腕が復活し、2年連続最下位のチームを浮上させることができれば、これはももクロの貢献も少なからずあると言えなくもない。

◎要注目! 若手ナンバーワンモノノフ選手

 そして最後に、選手としてはまだまだ名は売れていないが、モノノフ度では上記3人に勝るとも劣らないのが福岡ソフトバンクの石川柊太だ。

 2013年秋の育成ドラフトで1位指名を受けた若手右腕で、トルネード気味のフォームから、最速149キロのストレートとフォーク、スライダーを繰り出す。

 石川もライブに参戦するだけでなく、ももクロに関するマニアックなツイートを頻繁に行っている生粋のモノノフだ。

 路上ライブなどの下積みから始まり、地道な努力で少しずつステージを上げていったももクロに共感する石川なら、育成選手という現状を突破して、いつか1軍のマウンドに立てるだけのメンタルは秘めているはず。今季の躍進に期待だ。

 他にも、ももクロの楽曲を試合でのテーマソングに指定している選手は多いが、総合的な判断で、誠に勝手ながらこの4選手を「球界モノノフBIG4」に認定しておきたい。

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