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「1つの職場で4年働け」にネット反発 「ヤバイと感じたら逃げるが勝ち」

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キャリコネニュースが3月1日の記事で「1つの職場で働くべき最低期間」について取り上げたところ、読者から大きな反響が寄せられている。この記事では、より良い仕事を求めて転職することが普通な欧米の仕事事情を紹介し、どれくらいの期間を留まるべきかという問題への答えを載せた。

「1つの職場で4年間働き続ければ、そこで働いたという完全な信用を得ることができる」

転職することが常態化している欧米でも、きちんとしたキャリアが積めないほど短い期間での転職は無意味であり、次の職場からでも評価されないという状況があるようだ。これに対し、ツイッターや配信先のmixiニュースには数多くのコメントがあがった。
転職を躊躇すれば「ブラック企業が蔓延し人間が潰れていく」

終身雇用が一般的な日本企業だが、目につくのは意外なことに「必ずしも4年間も我慢する必要はない」という意見だ。嫌な職場に無理をしてしがみつく必要はない、という反応が多く見られた。

「(4年という考えの)言いたい事もわかるが、無理してブラック会社に勤めるもんじゃない。そんなこと言ってるからブラック会社が蔓延(はびこ)るんだよ。そして会社じゃなくて人間が潰れていく」
「ごちゃごちゃいったって運がついてこない人間もいる。勝手に駄目な人間のラインを作るな」
「これが通用したのも10年前までじゃないかな? 今は『ヤバイと思ったら即逃げる!! 』コレw」

「石の上にも三年」ということわざもあるが、労働者が耐えてしまうからブラック企業の労働環境が改善されないというのだ。雇用の流動性が高まれば労働者の交渉力は高まり、ブラック企業も生き延びにくくなる。

「1年我慢して自殺なんてこともあるわけで…」と、転職を良く思わない価値観の中にいることと、ブラック企業に酷使されることを結び付けて心配する声も聞かれた。
「3年で一人前は勘違い」と指摘する人も

その一方で、流動性が高まること自体はよいものの、誰もが転職でうまくいくとは限らないという声もある。やはり、ある程度優秀な人であったり、転職先とうまくマッチする人であるなど、ある程度の条件が必要というわけだ。

「辞めるって言って引き留められる人間なら辞めてもいいけど、どうぞどうぞと言われる人間なら転職しても未来はないよ。人材不足の企業だってバカじゃないしね」

「最低3年は続けないと仕事の良さが見えてこない」と主張する人や、「3年程度で自分がデキると勘違いして辞める人」に疑問を呈する人もいた。

「会った範囲では、3年で自分は一人前になったと勘違いし、5年でそれだけじゃない仕事の大変さに気付く人が大半だった。なので、3年ごとに転職を繰り返す人が一番信用できない」

マツコ・デラックスさんも3月2日の「5時に夢中!」で「意外と我慢した先に、本当にやるべきことがあるかもしれないじゃん?」という考えを示している。

中途入社を受け入れる会社側の立場からは、半年も経たずに「俺にはこの仕事は合わない」と何度も転職する人には仕事を任せにくいという指摘もあった。人材の採用や育成にはコストが掛かるが、ようやく一人前になったのに「また辞めるんじゃね?」という感じで腰を落ち着けないリスクのある人は雇えないという話だ。

あわせてよみたい:マツコ・デラックスが「リベンジ転職」の風潮を牽制
 

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