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「ひきこもり主婦」急増?許容できる社会へ

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社会から孤立し、家族以外との対人関係がない主婦たち

内閣府の「ひきこもり実態調査」には数として現れていないようですが、今、「ひきこもり主婦」が増えているといわれています。公式なデータがないため、正確なところは不明ですが、社会から孤立し、家族以外との対人関係がない主婦たちは相当数いるようです。

主婦たちが、なぜひきこもるのか。その心理を考察してみます。

家庭内だけで暮らしていれば「女王様」の立場でいられる?

パターン1:「自分の望みの仕事」以外では働きたくない
「自分の望む仕事ではないと絶対にイヤ」となると、当然、仕事に就けない人も出てきます。

パターン2:傷つきたくない
働いたり、人と付き合ったりすることには充実感や楽しみもありますが、そこには必ず問題も生じます。傷つくことに免疫力がないと、そうした場面を避けたいがために社会に出ない、対人関係をつくらない方向に向かいます。

3:「女王様」的存在でいたい
家庭内だけで暮らしていれば、自分の主張やわがままも我慢してもらえる、いわば「女王様」の立場でいられます。傲慢な人はリーダー的でもあり、良い側面もありますが、その意識が強すぎると、社会や人と関わっていく中で自分の思い通りにならない場合、「負け意識」を持ちます。それは屈辱となり深く心に刻まれますので、負けにならない、自分を強者にしてくれる家庭内にひきこもる、ということになります。

ひきこもりも一つの生き方としてとらえることができる

家族から見て「何かが変だ」「病気のような気がする」といった状態だとしたら専門家に相談する必要がありますが、本人も家族も特に問題と考えない、また、経済的に困っていないのであれば、それは一つの生き方としてとらえることができるでしょう。人間は、生きることだけでたくさんの学びをしています。外で仕事をしたり、人と関わることだけが学びになるわけではありません。

また、主婦が家にいることにより、夫や子どもたちが安心して外で働いたり学校に行くことができるという側面もあります。ひきこもりの人は、家事をしたり、家計管理をしたりして、自分の役割をしっかりと果たし家族に貢献する。その中で、自分の楽しみを見つけたり、将来のなりたい自分を思い描いたりすると、新たな世界が広がっていくかもしれません。

さまざまな生き方があることを受け入れられる社会であってほしいと思います。

(安藤 はま子/心理カウンセラー)

カテゴリー : 政治・経済・社会 タグ :
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