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日本のビッグフットと言われる江戸時代の化物「異獣」は人と心通わす妖怪だった

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昨日放送されていたテレビ番組「アイ・アム・冒険少年」の中で紹介されていた新潟県に伝わる化け物「異獣」について調べてみました。

アメリカ・カナダのロッキー山脈一帯で目撃されるUMA(未確認動物)として有名なビッグフット。体調2〜3mで二足歩行する生物で度々目撃情報が伝えられます。

そんなビッグフットが日本には江戸時代から伝えられていたというのです。それは江戸時代後期の随筆家 鈴木牧之が当時の越後魚沼(新潟県)の雪国の生活をまとめた「北越雪譜」(ほくえつせっぷ)に記されています。

北越雪譜の中では異獣(いじゅう)として紹介されている日本のビッグフット。その外見がこちらになります。

体全体が長い毛で覆われており、頭部は禿げているようにも見えます。そして面白いことに何かを背負っている様子。背負っているのは何か?それにはちょっとしたストーリーがあります。

越後国で竹助という男が大荷物を背負って使いに出た道のり、山中で一休みしていたところこの異獣が現れ、竹助が食べていたお弁当を欲しそうに見ていたので竹助はお弁当を分けてあげました。

竹助が出発しようとすると異獣が竹助の荷物を代わりに背負って山中を目的地まで届けてくれたそうです。お弁当を分けてくれた代わりにお手伝いをしてくれたのです。

日本のビッグフット、なんという優しさ…。

異獣は現在はUMA(未確認動物)としてではなく妖怪の類として紹介されることが多いです。境港市にある水木しげるロードには異獣のブロンズも設置されているほど。

そして竹助が異獣と出会った新潟県では雪男という日本酒のラベルにまで使われているほど。現在ではマスコット的存在にまで昇り詰めた日本のビッグフット、異獣であります。

辛口雪男 | 酒蔵・青木酒造

日本に古くから伝わる妖怪にはそれぞれ面白いストーリーがありますが、異獣は気が優しくて力もち。人と心が通じ合いそうな妖怪なんですね。

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