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【映画クロスレビュー】ニンジャ亀が大暴れ&ネズミ師匠がカッコイイ! 知らない派は予習を『ミュータント・タートルズ』

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『トランスフォーマー』のマイケル・ベイ制作、ド派手でド迫力なアクション・アドベンチャー超大作『ミュータント・タートルズ』。いよいよ2月7日より公開となります。

犯罪組織からニューヨークの街を救うため、闇にまぎれて戦う“カメ”で“ニンジャ”な4人組ヒーローの活躍を描いた本作は、現在までに全世界で興行収入約4億7720万ドル(約568億円)を突破。すでに2016年の続編公開も決定し絶好調。今回はいち早く映画を観た記者たちによるクロスレビューをお届け!

映画クロスレビュー『ミュータント・タートルズ』

【ストーリー】
悪の組織フット軍団による犯罪と暴力が日増しに激しくなるニューヨーク。フット軍団を追いかけていたテレビリポーターのエイプリルは、ある夜、闇夜に紛れてフット軍団を倒す謎のヒーローを目撃する。その姿を映像に収めることができず、誰にも信じてもらえなかったエイプリルだが、今度は地下鉄の駅でフット軍団が人々を襲撃。そこで再び謎のヒーローを目撃したエイプリルは、後を追いかけ、カメの姿をした4人組の忍者タートルズと出会う。

監督:ジョナサン・リーベスマン
製作:マイケル・ベイ

エイプリル・オニール:ミーガン・フォックス
ヴァーン:ウィル・アーネット
エリック・サックス:ウィリアム・フィクトナー
レオナルド(声):ジョニー・ノックスビル

『ミュータント・タートルズ』公式サイト
http://www.turtles-movie.jp/

「今回のタートルズは頼れるアニキ! 俳優陣も◎」/♪akira

実写版タートルズ! しかも製作総指揮はあのマイケル・ベイ!! と期待で胸をふくらませていたにも関わらず、初めて写真を見た時には「こ、これ、妙にリアルなんですけど…。子ども泣かない??」と焦ってしまったファンの方もいらっしゃるのでは。筆者もそんな一人でしたが、観始めてすぐにそんな心配は無用だったことが判明!

アニメ版のタートルズが親しみやすい友だちだとしたら、今回のタートルズは頼れるアニキ!! 超人的な(もともと人間じゃないし!)身体能力に、義理人情にあつい男気、さらには随所でみせるユーモアとリズム感! そんなノリのいい4キャラと一緒に敵にたちむかうミーガン・フォックスも、これまでの役柄と一味ちがう自然体の女性をいきいきと演じていてとてもいいです! 相手役のウィル・アーネットもトボけた味で場をさらってくれますし、ウィリアム・フィクトナーはといえば、今回も安定のみんなが見たいウィリアム・フィクトナーですよ!

そして一番のお楽しみ、次から次へと繰り出されるアクションシーンの中でも、育ての親のネズミ師匠の対決シーンと、ド迫力の雪山チェイスはサービス満点! そんな見所盛りだくさんの100分間、ぜひ大スクリーンでご堪能下さい。 それにしてもタートルズのあの肌質感、超気になる! 触りたい~(笑)。

【プロフィール】♪akira
WEBマガジン「柳下毅一郎の皆殺し映画通信」(http://www.targma.jp/yanashita/)内、“♪akiraのスットコ映画の夕べ”で映画レビューを、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」HP(http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/)では、腐女子にオススメのミステリレビュー“読んで、腐って、萌えつきて”を連載中。AXNミステリー『SHERLOCK シャーロック』特集サイトのロケ地ガイド(http://mystery.co.jp/program/sherlock/map/)も執筆しています。

「スプリンター先生ってそんなに強かったっけ? ネズミ師匠にシビれる!」/non

アラサー世代が幼少期に観ていた『ミュータント・タートルズ』のアニメで、忍者なカメたちに心奪われた人も多いはず。世界一クールなカメたちが再びスクリーンで暴れまわるなんて! 心待ちにしていたのに、設定をミュータントではなくて“エイリアン”に変更する、とか発表があったときは「はぁ?何いってんの?」と思ったけれど、出来上がってみると設定も元に戻っていて一安心。

最初は焦らしてなかなか姿を見せてくれないタートルズ。人間のレポーター女性・エイプリルの前にやっと姿を現すと、そのリアルさに驚き。大迫力のアクションシーンも満載。『トランス・フォーマー』シリーズのマイケル・ベイの名前が押し出されていますが、彼は総指揮で、監督はジョナサン・リーベスマン。良い意味で、詰め込まれたスピード感溢れる作品になっていました。

そして筆者が一番好きなポイントは、タートルズのお師匠様・ネズミのスプリンター先生がめっちゃ強いこと!! やはり最新のCG技術などで、敵のシュレッダーの甲冑がすごい進化してるんですよ。一見、勝てる気がしないってくらい強うそうだし、何かいろいろ飛び道具を出してくるシュレッダー。スプリンター先生はちょっと強いネズミなだけで、特に武装はなし。それでもシュレッダーと互角に戦っちゃう先生すごい! スプリンター先生の強さを確認しに劇場に足を運んでもいいくらいです。

あと回想シーンでは成長過程の子供時代のタートルズを見ることができるのがとっても新鮮。話の流れもノリも良く楽しめたタートルズ。でもピザを食べるシーンがもう少し欲しかったぜ、カワバンガ!

【プロフィール】non
アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。
ウェブサイト: http://otajo.jp/

「タートルズ知らない派は予習必須! エイプリルの可愛さは異常」/深水英一郎(ふかみん)

タートルズ知らない派ですが、面白いという噂をききつけて、観てきました。

アクションシーンなどは、純粋に楽しめます。とてつもないスピード感で人間大のカメやネズミが動き回り、予想のつかない展開のバトルシーンが繰り広げられます。基本がアクションシーンの連続で、これらはど迫力でとても面白い。しかしながらもともと私のタートルズに関する基礎知識が抜けているため、4人のカメが誰が誰だか最後までよくわからず、見分けがつかないですし、ネズミが何故師匠的なポジションで終始偉そうなのかわからない。カメやネズミが人間大になった理由については作中語られますが、説明があっさりしているので、正直事情があまり飲み込めない。それに輪をかけてカメやネズミのCGによる質感表現が出来すぎなほど非常によくできていて、地下の湿気の多い感じとあいまって、すごく気持ち悪い。爬虫類感がすごい。カメのドアップシーンなども多数ありますが、本当に気持ち悪い。さらに、感情移入してない知らないカメなので、余計に気持ち悪い。お前誰なんだ状態の超リアルカメがぐんぐん迫ってくる。特筆すべき気持ち悪さです。

しかしながらそういう中、悩める美人レポーター「エイプリル・オニール」役のミーガン・フォックスは別格。こちらは説明不要で恐ろしくカワイイ。この映画唯一の癒やし要素です。映画通して美しい存在はこのエイプリル・オニールだけで、正直あとは全部キモいですから、さらに可愛さがひきたつってなもんです。ストーリーの中での役割もはっきりしていて、彼女に共感もできますから、話が進めば進むほどさらに可愛く感じられます。

話は敵サイドが都市にダメージを与えたくて、それを阻止するという流れなのですが、敵サイドが何故それをやりたいのか、動機がよくわからない、とまぁ、こんな感じで頭の中に「?」が一杯の状態で派手なアクションシーンを楽しんでいるのですが、要は登場人物達に感情移入できないまま怒涛のような展開を観ているわけで、これはもう、明らかに予習して観た方が楽しめる映画です。

作中でてくる「カワバンガ!」という台詞も、どっかできいたことあるけど、意味がわかってないので、キメゼリフ的に出てきてもテンションが上がらない。というわけで少なくとも、映画の公式サイト程度はよく読んでから観た方がよいと思いました。登場人物の性格やそれぞれの持ち味などがわかった状態で観るとさらに楽しめる映画だと思います。

このついていけなさ、無理やりたとえるなら、インフルエンザとかにかかって学校を1週間ほど休んだらクラスの中のギャグの流行や話題がすっかり変わってしまっていてとりあえず愛想笑いをしている、なんかそんな感覚です。

なんか以前も同じような感覚におそわれたなぁ、と記憶をたどったら、映画「トランスフォーマー」を予備知識なしで観て、どっちが正義でどっちが悪なのかわからずに困惑していた時……でした。トランスフォーマーの監督は今回「ミュータント・タートルズ」製作としてクレジットされているマイケル・ベイ。なるほど、今後マイケル・ベイ氏の名前をみかけたら、事前に予習してある程度背景や登場人物について把握してから観ることにしよう、と思いました。

基礎知識がある人はそのまま映画館に直行してもらってOK。知らなくてもアクションは楽しめたので、背景知ってる人なら間違いなくオススメです。

【プロフィール】深水英一郎(ふかみん)
ブログメディア『ガジェット通信』発行人。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいい動物に興味がある。好きな食べ物はシュークリーム。

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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