ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

WOWOWオリジナルドラマ『翳りゆく夏』菅田将暉インタビュー「自分はあまのじゃくな性格」

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫


「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始。窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに”封印されていた真実”をつきとめる……。

第49回江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリーを『SP』の波多野貴文監督がドラマ化。渡部篤郎、門脇麦ら豪華キャストを迎えた『翳りゆく夏』がWOWOWにて1月18日より放送開始となります。

本作で、時任三郎演じる東西新聞社・武藤誠一の息子を演じるのが菅田将暉。2009年に『仮面ライダーW』でデビュー後、連続テレビ小説『ごちそうさん』、『そこのみにて光輝く』、『海月姫』など数々の話題作に出演。公開待機作も多数控える、今最も注目されている俳優です。今回は、菅田将暉さんに作品や俳優としての目標などインタビュー。色々とお話を伺ってきました。


―本作、ミステリーなのにそれだけで終わらない深い人間ドラマでもあり、とても惹き込まれました。今回起用されての感想を教えてください。

菅田:WOWOWのドラマって、毎回スタッフさんやキャストさんが豪華で、周りでも観ている人が多いので出演が決まって嬉しかったです。僕の出番はそれほど多くないのですが、その少ないシーンの中で演じ分けをするのはやりがいがありますし、共演の門脇麦さんは同世代。時任三郎さんは以前ご一緒させていただいた時、大きな刺激をもらったのでクランクインするのがとても楽しみでした。

―脚本を読んで率直な感想はいかがですか?

菅田:脚本を読んだ時、回想シーンが多いお話なのでどうやって映像化するんだろうなと思いました。でも出演する方が全員個性的で、どれも象徴的なキャラクターなので、家族がどう問題に向き合っていくんだろうとか、見所・メッセージの多い作品だと思いますね。

―菅田さんが演じた俊治というキャラクターは、過去を背負った大人や複雑な事情を持った人物が多い中で、とても真っすぐでピュアな人物というか。この役柄についてはどう思われますか?

菅田:そうですね、真っすぐで大学生らしいキャラクターという所は意識しました。実年齢よりも少し若いという事もあり、人の話をちゃんと聞く素直な男子を演じようと。過去の事件から、現在のそれぞれの事情などが複雑に絡み合うストーリーですが、僕が演じた俊治は、観客の皆さんに近い役柄だと思うので、押し付けないお芝居をしたいなと心がけています。

―門脇麦さんとの共演がメインとなってくると思いますが、先ほど「一緒にお芝居したかった」とおっしゃっていたのは、やはり同世代という事も大きい?

菅田:もちろんそれもありますが、すごく良い顔をしているなと思っていて。センシティブな表情も似合うけど、力強さもあって、もちろん可愛らしくてっていう、色々な要素が混ざり合った魅力があるので、ご一緒出来て嬉しいですね。同じ映画に出た事はあるのですが、一緒のシーンは無かったので今回やっと共演という。同世代の俳優さんはこれから歩んで行く時間が長いと思うので、一緒に面白いものを作っていきたいですね。

―昨年はドラマ、映画、たくさんの作品に出演されていますが、菅田さんがそのキャラクターへのスイッチが入る瞬間というのは意識的に? それともあまり意識しなくても?

菅田:一つの撮影が終わって落ち着いたら、さあ次の台本読むぞ、というのがもちろん理想的ではありますけど、なかなかそうはいかなくて。ありがたい事に、この間まで読まないといけない台本が十数冊あったのですが、こんな事は初めてで。でも、そんな状況の方が逆に一つ一つのキャラクターの違いを見つけるのは、はやかったりして。同じ様な「やんちゃなキャラクター」だったとしても、全く同じ人物が描かれているわけでは無いし。紙コップに色を塗っていく様に、この作品はこの色、『翳りゆく夏』はこの色、と整理しながら作っていく感じですね。

―気分転換が上手なのかもしれませんね。

菅田:年々上手くなってきましたね。デビューしてからしばらくはなかなか難しくて。

―リラックスしたりリフレッシュ出来る趣味、好きな事はどんな事ですか?

菅田:「お笑い・漫画・音楽」ですね。漫画はよく読みます。今日買ったのは『ACMA:GAME』という作品で、この間は『RAINBOW-二舎六房の七人-』を読んで。最近は漫画喫茶で『彼岸島』をずっと読んでたり、常に何十作品を同時進行で楽しんでいます(笑)。

―今年はさらに活躍が期待される一年になりそうですね。

菅田:2014年は、俳優として求められる量と質も増えてきて、かなり充実した一年でした。たくさんの作品に出れて、色々な人に出会えて幸せでした。

―こんな事をやってみたい、こんな人になりたいという目標はありますか?

菅田:やりたい事はたくさんあるけど、あんまり言いたくないですね。自分で思うに、僕ってあまのじゃくな性格なので、求められる事と違うこと、それ以上の事をやっていきたいと思っています。言われた事をやるだけなら、それは作業なので。こないだ『私はロランス』という映画を観たんですけど、監督のグザヴィエ・ドランは今25歳ですよ! 初監督が18歳という事に非常に驚きましたね。年齢は関係ないんだとしみじみ思いました。この仕事をしていて一番楽しいのは「なんだこの人!」って人に会えたり、驚きがあったり、絶えず刺激をもらえる事だと思うんです。この一年も色々な事にチャレンジして、成長していきたいですね。

―今日はどうもありがとうございました。


WOWOW日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 翳りゆく夏」は1月18日(日)より放送開始
毎週日曜夜10:00(全5話)【第1話無料放送】

wowow.bs/kageri

藤本エリの記事一覧をみる ▶

記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP