新宿の地下街を歩くときは気を付けて “PSYCHO-PASS(サイコパス)”が濁ってるとドミネーターで強制執行されるぞ!

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フジテレビの『ノイタミナ』枠で放送された大人気テレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』。その物語の中では、人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測する値、通称“PSYCHO-PASS(サイコパス)”を導入した未来の管理社会を描いています。

“シビュラシステム”と呼ばれる統治機関によって制御された世界では、社会の秩序を維持するため、公安局の刑事たちは“ドミネーター”という特殊拳銃を携帯。計測した犯罪係数が規定値を超える“潜在犯”を検知すると、ドミネーターによって鎮圧執行されるのです。

『PSYCHO-PASS サイコパス』を観たことがある人なら、「現実世界にシビュラシステムが導入されたら、いったいどうなるんだ?」と考えたことが一度はあるはず。だって……実際に悪いことをしていなくても、“潜在的に悪いことをしそうなヤツ”と認定されると、捕らえられちゃうんですよ? 何もしてなくても警官とすれ違うだけでドキドキするのに、生活空間全体が監視されるなんて! ……と思っていたら、すでに導入されていました。しかも、仕事初めで多くの人が行き交う東京・新宿駅の地下街に。

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東京メトロ丸ノ内線新宿駅のメトロプロムナードには、本日から1月11日(午前6時~午後11時)までの期間限定で、アニメの世界観を体験できる“シビュラゾーン”が出現。ゾーン内に足を踏み入れると骨格認識センサーが反応し、設置されたディスプレーにその人の犯罪係数が表示されます。

高い犯罪係数をマークすると、執行されちゃうかも? というウワサを聞きつけた筆者も、心の平穏を保ちつつさっそく“PSYCHO-PASS”を計測してみました。

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すると、その数値はなんと、ひゃ、139ですと……!? ご存知の通り、犯罪係数100以上は強制執行の対象。アニメの作中であれば、ドミネーターが対象を気絶させて鎮圧させるモードに変形します。これはヤバイ。

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「執行対象です。執行モード、リーサル・エリミネーター。慎重に照準を定め、対象を排除してください」とドミネーターの声が聞こえると、ディスプレイには人気キャラクターの宜野座執行官が登場! みごと潜在犯(筆者)を制圧し、新宿の秩序を守りました。うーーん、正月でストレスは解消したはずなのに……。でも、「宜野座さんに執行されるなら喜んで!」なんて女子も多いのでは?

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このほかにも、シビュラゾーンには執行対象によって全部で9人の公安局員主要キャラが出現。

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もちろん、『PSYCHO-PASS サイコパス2』では出番のなかった狡噛慎也も参加。狡噛執行官の登場時のみ、一緒に表示されるキーワードを入手すると“狡噛慎也役・関智一メッセージ入り”デジタル年賀状を手に入れることができるそうです。

ちなみに、筆者がシビュラゾーンに滞在した10分強の間には、残念ながら(?)ドミネーターが対象を完全排除するオーバー300の数値はお目にかかれませんでしたが、オーバー100の潜在犯が何人も公安局員によって排除されていました。なんという凶悪なエリアストレス……。東京こわい。シビュラこわい。

1月9日(金)より公開となる劇場版『PSYCHO-PASS サイコパス』も、実際にシビュラシステムを体感してから観に行くと気持ちが違うかも!

『PSYCHO-PASS サイコパス』特設サイト:
http://psycho-pass.com/daisousasen/index.html#case2

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よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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