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みんなが休んでいる間に仕事をする サポート員の年末年始

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あと数時間で2014年も終わります。大半の皆さんは年末年始のお休みに入られているかと思いますが、コンピュータ機器の中には24時間365日動いているものもあり、故障すると困るシステムも存在します。

こういうものをサポート・メンテナンスするサポート窓口(コールセンター)やサポート員は、年末年始も関係なく仕事をしています。特に企業向けで24時間365日保守対応する会社のサポート担当は、シフト勤務で待機しています。
「体制を整えた上で自宅待機」も楽じゃない

もっとも待機といっても、必ずしも出社しているとは限りません。「呼び出しが掛かったら、すぐ出勤できる体制を整えた上で自宅待機」というパターンもあります。何もなければ1日、自宅で本を読んだりTVを見たりして過ごすので、

「家にいるだけでお給料が発生するなんて!」

と言われたりしますが、いつ呼び出しが掛かるか分からないので気は休まりません。あと、当たり前ですが、自宅に友人を呼んで宴会しようぜ!みたいなことはできません。きっとバレないよね……と考えた時に限って、呼び出しというのは掛かるものなのです。世の中、うまくできてはいないのですね(あるいはうまくできている)。

この手の呼び出しというのは、年末年始に限らず夜中であっても掛かってくるものであり、呼ばれたらリモートで対応もしくは現場へ直行だったりするので、待機当番の日は夜もおちおち眠れません。

システムによっては、年末年始しかメンテナンスができないものが存在します。例えば銀行のATMが年末年始に休止するのは、この期間にシステムの入れ替えなどを行うからです。そういうシステム担当のエンジニアなどは、むしろ「正月に働く」必要が出てきます。
問題は「誰も一緒に遊んでくれない」こと

銀行に限らず、ほとんどの社員が出社しない時にしかシステム更新・メンテナンスができないシステムというものは多いのです。故障などのトラブルではないため、業務に支障が出にくい時間に行う必要があります。

年末年始だけでなくGWとお盆期間も、この手のシステムメンテナンスが集中しやすい時期です。日本のあらゆるシステムは、こういうエンジニアやサポーターの休日返上で成り立っているのです。

「じゃあ、そういう仕事って正月休みとかないの?」と思われるかもしれませんが、たいていは時期をずらして長期休暇を取ります。というのも、この手の仕事量は月によって波があるからです。

筆者が年末年始勤務にぶつかった時は、2月にまとめて休みを取っていたので、休日日数は確保されています。問題は他の人が仕事をしているときに長期休暇になっても「誰も一緒に遊んでくれない」という点でしょうか。
両面踏まえてこそ本当の「働き方の選択」

もっとも、こういう時期は比較的旅行代金が安くなる傾向があるので、偶然同じような仕事をしている友人がいたり、一人旅が大好きな人にとっては悪くない話でもあります。

みんなが休みの期間は、どこもかしこも人混みで疲れるという人にとって、のんびりとした休みを取ることができることはメリットです。トップシーズンでは予約の取りづらい施設も、こういう期間なら余裕で予約できたりするものです。

「年末年始も勤務!」というだけでブラック企業だと決めつけてしまう方が多いのですが、どんなものにもメリット・デメリットがあります。それを考えた上で仕事を選ぶというのが、本当の「働き方の選択」なのかもしれません。

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