ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

【後編】さぁ、宗谷岬に行こう。0泊2日で。 ~日本最北端を満喫~

DATE:
  • ガジェット通信を≫


 「0泊2日で東京から日本最北端の宗谷岬まで行けるのか?」という冗談から始まったこの企画。フリーライターのアラサー男子2人は夜行バスに乗って札幌から稚内まで向かっていた。

・粉雪が舞う稚内に到着
 空もまだ薄暗い早朝5時30分、札幌発の夜行バスは稚内のフェリーターミナルに到着した。札幌では見かけなかった雪が降り積もり、粉雪がちらちらと舞っている。今年初となる雪を見てテンションが上がり、大声を上げながら雪とたわむれる。これが子どもだったら微笑ましい光景だが、残念ながら筆者らはアラサー男子2人。明らかに不審者である。

 我に返って、降り積もる雪を踏みしめ、宗谷岬に向かうバス停がある稚内駅まで向かった。

・バスが貸切状態! 稚内から日本の最北端・宗谷岬へ
 フェリーターミナルからバス停までは徒歩10分ほど。到着して間もなく宗谷岬行きのバスが来た。
昨日の朝までは東京にいたというのに、今は北国の雪景色を眺めているなんて。最北端へ向けて気持ちが高ぶるのを意識しながら、美しい景色を満喫した。

・ついに宗谷岬に到着! 僕らがはしゃいでしまうのもムリはない
 まだ日が昇りきっていない6時35分、ついに宗谷岬に到着した。夜行バス移動で寝不足だったこともあり、こちらはおかしなテンションである。なので、とりあえず叫ぶ。「そうやみさきぃぃぃ?!」……後から考えてみれば、まったく中身のない発言だが、言葉にしがたい感情に襲われたとき、人は泣くか叫ぶしかないのだと思う。

 人気のない宗谷岬ではしゃぐアラサー男子2人。これがカップルならば画になるのだが、こちらは男子2人なので言わずもがな、とても残念である。

 どこか特別な場所を訪れたときにしたくなるのが記念撮影だ。今回は衣装として水着を用意した。女性誌や青年誌の表紙しかり、夏のプールサイドしかり、水着姿には華がある。筆者はイケメンではないが、どうにか画になるものをと苦心して撮った写真がこちら。

 ちょっと寂しい写真に仕上がった。ガリガリの体に真っ白い体、あばらが見えているのもイタい。筆者の後ろにある棒が刺さっているように見えて、奇怪なオブジェに見えなくもない。こんなものが風見鶏のようにくるくると回っていたら、小さい子どもは泣くだろう。宗谷岬に近づく者はいなくなり、付近の食堂やお土産屋さんは商売あがったりである。少々残念な結果になったが、宗谷岬に到着した達成感を噛みしめながら、稚内に戻るバスに乗り込んだ。

・宗谷岬から稚内へ
 宗谷岬から稚内へ向かうバスには、中学生や地元のおじいちゃん、おばあちゃんが乗り込んでくる。寒さの厳しい最北端の地にも、人々の生活が息づいていることを思うと感慨深いものがあった。ここで生まれて育ち、それぞれの人生を歩んでいく人たちの姿を見て、想像にふけるのもまた旅の醍醐味だ。朝に比べて少し吹雪いているバスの外。バスが学校前の停車場に到着すると、学生達は雪の中に消えていった。

・稚内から札幌へ 東京へドタバタと移動
 宗谷岬から稚内駅に着いた後は、付近を少し散策した後、11時30分発の長距離バスで札幌に向かう。

 約6時間の移動時間の中は仕事をこなした。フリーランスでライターと編集をしている僕は、旅先でも仕事ができるというより、旅先でも仕事をしなければいけない。締切とパソコンとネット環境がある限り、永遠に仕事が続いていくのがこの商売である。「ノマドなんてろくなもんじゃねぇ」と思いながらも、キーボードを打つ。この日こなした仕事は原稿1本の執筆と記事管理のエクセル処理。旅先は気分に変化が出て仕事がはかどりやすい。

 17時20分に札幌に着いた後は、慌ただしく新千歳空港に移動。夜の便の飛行機に搭乗し、21時に成田空港に到着した。ちなみに移動費、食費、お土産代を含めて、今回の旅行の総額は約3万円になった。

【結論】「0泊2日で最北端」は本当に行ける!
 酒の場での冗談から始まったこの旅行だが、0泊2日で無事に日本最北端に到着し、東京に戻ってくることができた。途中で仕事もこなし、札幌のグルメも満喫でき、短い時間ではあったが旅を楽しめることを知り大きな収穫になった。今回は少々エクストリームな形になったが、旅に出ると環境が変わり、新たな刺激を受けたり、モチベーションを高めたりすることができる。あなたもふと思い立った週末、どこかに旅してみては?

文=ライター・スズキガク

■関連リンク
圧巻…湯船一杯にアヒルのおもちゃ
剣道に特化した和風スポーツバー
美少女のキツすぎる言葉にショック

カテゴリー : エンタメ タグ :
Scoopie Newsの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。