やしきたかじんさん『東京』やエヴァ主題歌の作詞者が百田尚樹さんの『殉愛』に疑問を抱く

及川眠子

先日、ガジェット通信では

やしきたかじんさんの闘病生活を書いた『殉愛』のAmazonレビュー大荒れ 筆者の百田尚樹さんも『Twitter』で苦言
https://getnews.jp/archives/700357[リンク]

という記事をお伝えした。

『永遠の0』の作者である百田尚樹さんが書いた『殉愛』に登場する、やしきたかじんさんの妻であるさくらさんの素性について現在ネット上を中心にさまざまな疑問点が出てきており、『Amazon』レビューも大荒れとなっているというもの。
評価は、14日11時と17日9時の段階を比べると

星5つ 115→143
星4つ 14→14
星3つ 10→15
星2つ 11→17
星1つ 166→296

と、低評価の星1つがどんどん増えていっている状態である。

そんな中、やしきたかじんさんの代表曲である『東京』の作詞者である及川眠子さん(@oikawaneko)が『Twitter』にてこの件に関して言及。及川さんは『新世紀エヴァンゲリオン』の『残酷な天使のテーゼ』や『魂のルフラン』作詞者としても有名である。

3年ほどツイートのなかったアカウントであるが、


百田尚樹『殉愛』。内容に関してはとりあえず置いといて、及川が書いた『エゴイズム』の詞が引用されていた。でもあの詞のいちばん肝心な部分をカットしていて、ただの浮気OKな歌に成り下げての紹介。さすがの百田さんでも詞が読み込めないんですねぇ。あれはホントは「女の怖さ」を書いたものです。

とツイート。その後も、

そう言えば。私はヨメとマネージャー双方に会った、たぶん数少ない人間の一人。しかもどちらの味方でも敵でもない(つまりどっちに付いても私の得にも損にもならない)フラットな立場。勿論たかじん本人も知っている。そういう人間に会うのは不都合があったのかな?
『殉愛』の表紙に感じたすっごい違和感。なんでだろーと思っていたが、はたと気付いた。たかじんってあんな字を書いたっけ? もっと読みづらい変ちくりんな字だった記憶が・・・。病気になると筆跡まで変わっちゃうのかな?

等、『殉愛』に対していろいろとツイートを行った。

参考:ツイートのまとめ:やしきたかじんさん代表曲やエヴァ主題歌の作詞者が百田尚樹さんの『殉愛』に疑問ツイート
http://cureco.jp/view/252/[リンク]

及川さんは、


男女間の真実なんて当人たちにしかわからない。私が怒っている理由はただ1つ。なぜウラも取らずに、1人の人間を犯罪者だと決めつける? ノンフィクション作家を名乗るのであれば、きちんと本人に取材すべき。あの本にはそういった「正当性」がまったくない。

ともツイートしており、内容に関して疑問を抱いている模様。

この騒動、ネットを中心にしばらく続きそうである。

※画像は『Twitter』より引用

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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